50代は「かくれ資産になる本」を多く持っている!

【メルカリ】高額で売れる!不要な本を上手に売る方法

公開日:2023.09.12

更新日:2023.11.03

メルカリを利用したくても「出品するものがない」という声もちらほら。実は何気なく家に保管しているものでも、価値が高いものがありますよ。それが「本」です。今回は本を上手に出品するためのテクニックを紹介していきます。

かくれ資産とは?50代の本は10万円以上⁉

フリマアプリのメルカリでは、1年以上使用していない状態で、理由なく家庭内に保管しているモノを不要品として、不要品保管数量調査および「メルカリ」の平均取引価格によって不要品を金額に換算した数値を「かくれ資産」と定義しています。簡単にいえば、家に眠っている不用品をメルカリで売ったらいくらになるのか?ということですね。

どの年代も「書籍・雑誌・コミック」が最も高額なかくれ資産(画像は株式会社メルカリのプレスリリースより)

その中でメルカリが30代から50代が持っている「かくれ資産」のトップ3を発表しました。その結果、どの年代も「書籍・雑誌・コミック」が1位となっています。具体的にいくらになるのかというと、30代では約5万500円、40代では10万2800円、50代では10万4300円です。平均するとこれだけのかくれ資産を持っていることになるので、みなさんの家にも読まない本があるのではないでしょうか。それを簡単に、トラブルなく売るにはどうしたら良いのでしょうか?
 

簡単に出品したいなら「バーコード出品」を活用!

バーコード出品の画面

メルカリなどのフリマアプリには「バーコード出品」という機能があります。

商品名や商品説明の一部を入力してくれる

本などについているバーコードを読み込むことで、タイトルや商品説明の一部、ハッシュタグなどを自動入力して、売れやすい価格帯も教えてもらえますよ。これらを自動でやってもらえるだけで、出品時の手間はかなり軽減されます!

写真は必ず1枚以上自分で撮影する

商品の写真は1枚以上は自分で撮影することになります。他に気になる部分があれば、それもしっかり撮影して、商品説明にも明記するようにしましょう。具体的に何がポイントになるのかというと……

本のダメージ状態の確認ポイント

もし本にダメージがあれば、それを写真に撮り、商品説明にも記載することになります。これを怠ると、必ずと言って良いほどクレームが来ます。本の場合ダメージのチェックポイントは以下です。

1 日焼け

本が日焼けをしてしまうことがある。これもダメージ。

太陽光が当たる場所に置いておくと、色が褪せてしまうこと、あるいは茶色っぽく変色してしまうこともあります。このような色の変化があれば、それはダメージとなります。

2 破れ

もしページのどこかに破れがあれば、きちんと説明文に書いておきます。また付録を切り取っていたり、付録がなかったりする場合もダメージとして扱います。

3 書き込み

本のどこかに書き込みがある場合も少なくありません。例えば参考書や問題集にはよくあることですね。この場合消しゴムで消せるなら良いのですが、跡が残ってしまうこともあります。またボールペンで書き込んでしまうなど、消せないこともあるのですが、それでも出品を諦める必要はありません。ダメージとして明記をして、出品していきましょう。

シリーズ物はまとめ売りをすると高額販売ができる!

例えばずっと続いているシリーズものや同じ作家さんの本ならば、まとめて1つの商品にした方が売りやすくなります。買う側は一度の手間で全巻が欲しいと思うからです。それに出品する方も、梱包や発送の手間が1回なので、楽ができますよね。特に送料に関しては、荷物が大きくなったとしても1回で送った方がコストがかからないことがほとんど。

1冊抜けてしまっているなら、それを買ってそろえた方が良い。写真は3巻がない

ただ全部揃っていたと思っていても、よく見たら1冊だけ足りないなんてこともあり得ます。そのような場合は、古本屋さんやメルカリで足りない分を買って揃えた方が高く売れる可能性があります。1冊足りないのと、全巻きれいに揃っているのとでは価格に違いが出てしまうからです。

本のまとめ売り!上手な写真の撮り方は?

冊数が多くない場合には、扇型に並べると見た目が良くなる

まとめ売りをする場合、残念ながらバーコード出品は使えません。バーコード出品は1冊ずつ読み込むことで出品をしていく方法だからです。

まとめ売りの場合には、商品を並べて写真を撮り、商品タイトル、商品説明などを入力していきます。写真撮影は、扇型に並べたり、背表紙が見えるように並べるなど、見せ方にも注意が必要です。これは冊数に応じて変えていくと良いでしょう。

筆者の場合、10冊程度ならば扇型にすることが多いです。それ以上になると立ててしまった方が冊数の多さが際立ち、見栄えも良くなりますよ。

まずは本からメルカリ出品してみては?

メルカリで不用品を売るとなると、洋服を出品したくなるものです。たくさん持っていたら、なおさら片付けたいと思いますよね。でも出品のしやすさからいうと、まずは本から出品して経験を積んでいくのも良いでしょう。むしろ、バーコード出品が使えて、商品のチェック項目が少ない本からスタートするべきと、筆者は考えます。

そしてメルカリの取引に慣れてきたら洋服という流れにすれば、服の出品にも手こずることが少ないないのではと考えます。大切なのは売れたという成功体験をすることですから、出品のハードルが低く、隠れ資産としてたくさん持っている本からスタートしてみてはいかがでしょうか?

※参考情報

参考:株式会社メルカリ「<メルカリニュースレター>電気料金値上げ対策で不要品を売る!30代から50代の年代別8〜9月売上額(中央値)を公開。30代・8月単月の一人当たり売上額は3,100円」

川崎さちえ

フリマアプリの専門家、そしてお得情報大好きライターとして記事を執筆。日常生活の中で無理なくできる節約術や快適生活術をお伝えしています。生活情報サイトAll Aboutのフリマアプリガイド。

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