着ない服がどんどん捨てられる!7つの法則
2023.12.232024年07月14日
人生100年時代、ごきげんに暮らそう(6)
強制的断捨離がやってきた(その1)
築30年の我が家。ずっとやりたかったリフォームをすることになりました。ところがその前に家財道具を減らさなければいけません。断捨離を先延ばしにしていたら、リフォームまであと4週間しかなくなってしまいました。さて、いったいどうする?
倉庫を借りますか?
築30年を迎えようとしている我が家。やりたかったリフォームに、ようやく取りかかれることになりました。 キッチンとリビングとトイレをきれいにします。それなりに大掛かりなリフォームになる予定です。
工事をしてくれる業者と打ち合わせをしました。 そこで問題になったのは我が家のものの多さです。
「倉庫を借りますか?」と業者に聞かれてしまいました。期間が1か月ちょっととなると、倉庫代も馬鹿にはなりません。
そこでリビングやキッチンにあったものを片付けて、必要なものはリフォームをしない部屋に移して済ませることにしました。
簡単に聞こえますが、30年間のほほんと暮らしてきたおかげでたくさんのものが溢れています。
リフォームをしない寝室や夫の部屋などの片付け
↓
空いた場所にキッチンやリビングにあったものを運び込む
なんだかんだとぐずぐずしているうちに、リフォームまであと4週間となってしまいました。
こうして我が家の強制的断捨離が始まったのです。
捨てられない自分に驚く
ええい、断捨離すればいいんでしょう。30年間近くものをためてきたことだし。
押し入れの上に陣取っているのは、カーペットやラグ。3枚もあるので 非常にかさばります。
娘たちに必要かどうか聞いてみました。
「いらないものを、私たちに押し付けないで」とパシャリと断られました。
結局3つとも、自治体の燃えるゴミの日に紐で縛って出しました。
シミがあるわけでもないし十分使えるのにもったいない……と暗い気持ちになりました。
キッチンといえば、 有田焼の食器や漆器など、しまい込んできたものが数多くありました。
すり鉢やすりこぎなど、ほとんど使わないものも……。
私は手荒れ症で食器洗い機を愛用しています。 食洗機にかけられないものは使いません。
でも捨てることができず……。自分の執着心の強さに驚くばかりでした。
捨てやすいもの 捨てにくいもの
捨てやすいものは自分のものです。 簡単に言えば、衣服です。
よく1年着なかったものは捨てろと言いますが、そこは執着心の強い私のこと。高かったとか、もったいないとか思ってなかなかできませんでした。
捨てると決めても、またしまう方に持ってきたりして……。
いろいろ見ているうちに疲れてきました。
そこで、ちょっと気持ちがのらないものを捨てていくことにしました。
捨てると決めたら、紐で縛り玄関に出しておきます。そうしないと気持ちがぶれるので。
捨てにくいのは、愛情が感じられるものです。
実母が娘たちのために縫ってくれた子ども用の浴衣4枚。それから母自身が一度ぐらい使った喪服用の草履とバッグセット。もちろん着物もそうです。
成人式とか七五三とか。付け下げとか小紋とか道行とか。これはまだ手放すことができていません。出してはみたものの、タンスに逆戻りです。
むむむ。本当に4週間ですっきりするんでしょうか……。
・捨てられたもの
カーペット3枚、 気持ちがのらない自分の服
・ 捨てられなくて困っているもの
手縫いの浴衣、母の着物や帯、草履やバッグなど。有名メーカーのテーブル
・捨てるしかないかなと思っているもの
九谷焼きの食器、塗り物
次回はどうにか断捨離できた、テーブルや飾り棚についてお話しします。
■もっと知りたい■
同じライターの渡来夢です。思い出や愛の感じられる物は難しいですね。古着でワクチンを利用されたら良いと思います。誰かの役に立つのですから、ゴミとして捨てるのとは訳が違います。以前古着でワクチンを利用しましたが、自分のストレスにもならず良かったですよ。