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- 娘の出産と、我が家の天袋事情
次女の妊娠に喜ぶ栗原さん。妊娠というと、生まれてくる子は「男の子かしら、女の子かしら?」と気になるところですよね。男の子だったら五月人形、女の子だったらひな人形。栗原さんが、自宅の天袋を占領しているひな人形について考えます。
結婚3年目で次女が妊娠しました!
次女の妊娠。しばらく妊活に通っていた娘夫婦でしたので、それは私にとっても娘夫婦にとっても、とてもうれしい出来事でした。
ただ一つ、我が息子が私に発した「お母さんもとうとうばあさんか」の一言を除いてはですが。
専業主婦だった私とは違って、次女は仕事をしながらの妊娠。つわりの時期は結構つらそうで大変でした。娘の家は我が家から近いので、せっせと夕飯のおかずを2軒分作って届けました。
私自身のときのことを思い出してみると、2人の娘を妊娠しているときは、つわりもそこそこあり、酸っぱいものは一切受け付けなくなってしまいました。一方、息子を妊娠しているときは、つわりが比較的軽く、酸っぱいものばかり好んで食べていました。
娘のつわりはというと、酸っぱいものを受け付けられない状態。娘と私の体質が似ていることもあり、私は生まれてくる赤ちゃんは、多分女の子なのではないかと思いました。
最近の初節句のお祝いについて……
私より先におばあちゃんになった友人から聞いた話ですが、近頃では女の子の初節句に、母親から娘に自分のひな人形を譲り渡す人も多いのだとか。
実は、我が家の天袋には、娘の初節句のときに義父が買ってくれたひな人形一式と、私が実家から持ってきた古いひな人形一式がしまってあり、それらが天袋の大部分を占領しています。
次女にそんな最近の初節句のことを話すと、次女はぜひとも義父が買ってくれたひな人形を、自分がもらい受けたいと言ってくれました。
しかしながら、うちにはもう一人娘がいます。早い者勝ちというわけにもいかず、なかなか難しい問題だと思いました。ところが、私たちの話を聞いていた長女が、「私はお母さんのひな人形が欲しい」と言うではありませんか。何でも、あの古い感じがいいのだとか。
話は決まったので、人形をきれいにしてから譲ろうとさっそくネットで調べてみることに。すると、古くなったひな人形の修理を比較的安価でやってくれる業者さんもいて、橘や桜の飾り、雪洞など単品で購入することもできるのだとか。これは大変有り難いことだと思いました。
あと数年で我が家の天袋には大分隙間ができ、私は毎年行っていた2種類のひな人形の出し入れと飾り付けから解放されるのだと、ちょっとうれしい気持ちになりました。
赤ちゃんの性別が分かりました
今や妊娠中の赤ちゃんの画像を見ることができるのは当たり前の時代で、3Dならぬ4D画像などというものまで見せてもらえるようになりました。
妊娠6か月ぐらいのときに、赤ちゃんの性別が分かったと娘から連絡が入りました。
「8割方、男の子だ」というので、正直びっくりしました。娘に「よかったわね」と言うと、娘から「お母さんは女の子のほうがよかったんじゃないの」と聞かれました。私は男の子でも女の子でも、楽しみであることには変わりがないので、「そんなことはない」と答えました。
天袋のことが少し気になりましたが、まだ性別の決定は8割程度なので、会える日が来るのを楽しみにしていようと思いました。
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