【台湾旅】台南へのアクセスはこれで安心!
2023.11.142018年09月10日
格安航空会社の基礎知識
LCCは時間帯で空港やターミナルが変わるので注意
LCCは成田空港や関西空港と地方空港や海外を結ぶイメージはありませんか? 海外路線では、成田空港が夜間運用していない関係で、羽田発着のLCCがあります。成田に行くより早くて安いので、これは狙い目かも!
早朝・深夜の国際線LCCは羽田発着に
成田空港や関西空港など、大きな空港の場合、いつくかのターミナルがあり、航空会社によって、使用するターミナルが異なります。また、成田空港のように、深夜や早朝の離着陸が原則として禁止されている空港では、LCC(ロー・コスト・キャリア)の場合、昼間は成田空港を使用し、成田空港が原則として使用できない23時から翌朝6時までに離発着する国際線は、羽田空港を使用する航空会社もあります。
たとえば、ピーチ・アビエーションの国際線の場合、東京(羽田空港、成田空港)では、ソウル行きや台北行きは、成田空港が使用できない時間帯に離陸するため、羽田空港の国際線ターミナルを利用します。また、これらの帰国便も、成田空港を使用できない時間帯に着陸するため、同じく羽田空港の国際線ターミナルに到着します。
格安がウリのLCCですから、都内に住んでいる方なら移動時間、交通費も安い羽田発着の便を利用するのも狙い目かもしれません。
ただピーチの場合、関西空港行きの国内線は、すべて成田空港で離着陸できる時間帯なので、成田空港の第1ターミナルを使用し、羽田空港は使用しません。ここで気をつけていただきたいのが、成田空港のLCC専用である第3ターミナルではないということ。このように、LCCの場合、離着陸の時間帯によっても使用する空港もターミナルもすべて同じではないことがあるので注意しましょう。
成田空港、関西空港のターミナル別LCC一覧
成田空港には、第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルの3つがあります。第3ターミナルは、LCC専用のターミナルですが、先に述べましたとおり、すべてのLCCが第3ターミナルを使用するわけではありません。
第3ターミナルを使用するのは、バニラエア、ジェットスター・ジャパン、ジェットスター、春秋航空日本、チェジュ航空です。その他のLCCで第1ターミナルを使用するのが、ピーチ・アビエーション、エアソウル、ジンエアーです。第2ターミナルを使用するのは、セブパシフィック航空、タイガーエア台湾、スクート、ティーウェイ航空、イースター航空、タイ・エアアジアX、香港エクスプレスです。
関西空港の場合、第2ターミナルを使用するLCCはピーチ・アビエーションだけで、その他のLCCはすべて第1ターミナルを使用します。
LCCの空港ターミナルへはバスが便利
成田空港の電車の駅は第1ターミナルと第2ターミナルにしかないため、第3ターミナルを利用する場合、電車であれば第2ターミナルから約15分歩くか、ターミナル連絡バス(乗車時間約5分)を利用することになります。搭乗時間厳守かつ早めのチェックインが求められるLCCですので、電車で成田空港に行き、第3ターミナルを利用する場合は、時間に余裕をもっておく必要があります。
成田空港に行くには、東京都内からの高速バスもあります。高速バスは、それぞれのターミナルに停車するので、第3ターミナルを利用する場合は、高速バスも便利でしょう。ただし、第3ターミナルは、いちばん最後に停車します。
関西空港は、第1ターミナルと第2ターミナルがありますが、第2ターミナルには電車の駅がなく、第2ターミナルを利用する場合は、無料シャトルバス(乗車時間約10分)を利用することになるため、時間に余裕を持って空港へ向かいましょう。高速バスの場合は第2ターミナルまで行くので、第2ターミナルに行く場合は、高速バスも便利です。
まとめ
成田空港の第3ターミナル、関西空港の第2ターミナルを利用する場合は、電車よりもバスが便利。主要ターミナルなどから発着する空港リムジンバスは快適で料金もお手ごろです。東京駅から成田空港へは、京成バスが東京駅八重洲口の専用バス乗り場から1000円(予約すると900円)の「東京シャトル」を運行しています。LCCが格安なだけに、スケジュールに余裕があれば最安のアクセスも探してみましょう。