「ぺたんこ靴」で作る!大人の簡単きれいめコーデ術
2023.04.132023年04月19日
人気シューズデザイナー木村恭子さんが解説
大人世代にオススメ!おしゃれな「ぺたんこ靴」最前線
履き心地がよくおしゃれな靴ってなかなか見つからないもの。そこで人気シューズデザイナー・木村恭子さんが、オトナ世代にぴったりの、足に負担が少ないのにおしゃれなぺたんこ靴をご紹介!品よくきれいめに着こなしたコーデ例と合わせてご覧ください。
オトナ世代に人気のシューズデザイナー・木村恭子さん
きむら・きょうこ。「外反母趾の母のために、足にやさしくておしゃれな靴を」の想いから、シューズブランドMiss Kyoukoをスタート。足に悩みを持つ女性たちにたちまち支持され、大人気ブランドに。
素材は「やわらかレザー」が大人向き!
オトナ世代の装いに必須のきちんと感。そのための靴選びに大切なのが「素材」です。
左の写真を見るとわかるように、キャンバス地などの綿やナイロン素材を使ったスニーカーは、若々しくカジュアルな印象ですが、大人が“きれいめ”に履きこなすのはなかなか難しいもの。
でも、右の写真のレザーをベースにした「ぺたんこ靴」なら、これだけできれいめなコーデが叶いそうですよね。
ただ、硬いレザーの靴はカッチリしすぎて今っぽく見えませんし、何よりはいていて窮屈。長い時間歩くときにも不向きです。
最近は、やわらかいレザーを使っているだけでなく、インソールや履き口にクッション性があったり、履き口がゴムで広がるようになっていたりなど、履きやすく、かつ長時間歩きやすい工夫がされているぺたんこ靴が多く出てきています。
足悩みの増えるオトナ世代にこそピッタリなので、ぜひ機能面も細部までチェックしてみてください。
スリッポンは「スッキリ見せフォルム」が命
ぺたんこ靴の代表格である「スリッポン」を選ぶときに大切なのがフォルムです。丸すぎてボッテリしていると野暮ったく、おしゃれに見えません。ほどよく丸みを帯びつつ、甲の部分がほどよく開いているなどスッキリ見える工夫がされているデザインを選べば、女性らしく、かつ洗練された雰囲気になります。
スッキリしたデザインなので、左のようなパンツスタイルがピリッと引き締まるのはもちろん、スカート合わせで素足を見せても素敵です。
また、甲がほどよく開いているので、靴下を合わせてもGOOD。このようにシースルー感のある靴下を合わせれば、肌の露出を抑えつつ、抜け感を出しておしゃれに見せることができます。
スニーカーは「微光沢」「異素材ミックス」がベター!
スニーカーはもともとユニセックスの要素が強いアイテムなので、例えば素材に品のよい光沢があるなど、女性らしい要素があるものを選ぶとより大人っぽく見えます。
また、異素材を組み合わせることで、デザイン性が高まるのはもちろん、組み合わせ方によっては幅広なスニーカーながらスッキリ細身できれいめに見える効果も。履き心地のよさと見た目の美しさを両立してくれるポイントです。
スニーカーがきれいめなデザインなので、デニムやチュニックなど、カジュアルになりがちなアイテムと合わせても大人っぽくおしゃれにまとまります。
また、女性らしいシフォンのスカートなどとの相性もバッチリ。パンプスと合わせるのが王道コーデかもしれませんが、このようにきれいめなスニーカーと合わせることで、今っぽい抜け感が生まれます。
撮影=中村彰男、回里純子、佐藤彩 スタイリスト=丸尾朋世、石井あすか ヘアメイク=堀江麻美 モデル=鈴木葉子 取材・文=藤浦澄恵(ハルメク おしゃれ編集部)
■もっと知りたい■
- 木村恭子監修・ソフトレザースリッポン
- 木村恭子監修・幾何柄ソックス4足セット ※販売終了
【動画】ぺたんこ靴で作る!きれいめコーデ術
「ハルメクおしゃれ」の編集部が、簡単でおしゃれになれるひと工夫をご紹介します。今回は「ぺたんこ靴のコーデ術」を紹介!
>>>さっそく動画をチェック♪