「ちゃんとやらなきゃ」を手放すヒント
毎年つらい確定申告……50代女性が「ラクできない理由」と無理しないコツ
毎年つらい確定申告……50代女性が「ラクできない理由」と無理しないコツ
公開日:2026年02月12日
確定申告が近づくと、なぜ気が重くなるのか
2月が近づくと、「そろそろやらなきゃ……」と心がざわつく。確定申告に、そんな苦手意識を持っている50代女性は少なくありません。
株式会社タックスナップが2025年11月に実施した調査(※)では、確定申告経験者の約8割が「確定申告はストレス」と回答しています。年末年始のストレス行事の中でも、確定申告は「年末の大掃除」より面倒だと感じる人が多い結果でした。
直前になって慌てる、毎年同じところでつまずく、「去年どうやったっけ?」と手が止まる。「私が要領悪いのかな……」と感じてしまいがちですが、そうではありません。確定申告がつらいのには、きちんと理由があります。
つらさの正体は「難しさ」より「毎年のやり直し」
確定申告が大変なのは、税金の知識が足りないから——。そう思われがちですが、調査結果は少し違うことを示しています。最も負担に感じる作業として多かったのは、「確定申告のやり方を思い出すこと」でした。
領収書を探す。直前にまとめて作業する。手順や判断に迷う。知識そのものより、「記憶」と「段取り」にエネルギーを使っている。毎年一から思い出してやり直すことが、ストレスの正体なのです。
ラクするコツは「がんばらない仕組み」を使うこと
「じゃあ、どうすればラクになるの?」その答えの一つが、確定申告アプリを使うことです。
確定申告アプリを活用することで、日々の支出を自動で取り込み、仕分けの手間を減らせたり、経費かどうか、勘定科目で迷う場面も少なくなったりすることも。申告書の作成から提出まで、スマホ一つで進められるのも特徴です。
大切なのは、考える・思い出す・迷う工程を減らすこと。「がんばらなくていい仕組み」を使うことで、確定申告はぐっと現実的になります。
チャンネル登録者数40万人超の税理士YouTuber・ヒロ税理士も、「働き方の多様化に伴い、作業の簡略化ニーズが高まっている」と指摘しています。
見過ごしがち?確定申告の“時間とお金のロス”
確定申告にかかる時間的負担は、全国で約1887億円(※株式会社タックスナップ調べ)規模の経済損失になる可能性があると推計されています。
一人一人は「数時間」のつもりでも、積み重なると、それだけのロスになるということ。
50代になると、体力や集中力、時間の使い方も若い頃とは変わってきます。「ちゃんとやらなきゃ」と自分を追い込むより、無理なく終わらせる方法を選ぶことが、結果的に自分の時間とお金を守ることにつながります。
確定申告は「我慢」から「工夫」へ
毎年つらいのは、あなたのせいではありません。確定申告が「がんばる前提」の仕組みになっていただけです。
高額の報酬を支払って税理士に頼むか、自身で気合で乗り切るか。その二択ではなく、アプリなど、ラクに終わらせる工夫を取り入れるという選択もあります。
この2月は、「今年も大変だった」で終わらせず、50代の今の自分に合ったやり方で、来年を少しラクにする確定申告を考えてみませんか。
※「確定申告に関する調査」調査期間:2025年11月/調査方法:インターネット調査/調査対象:2024年度の確定申告経験者400名(株式会社タックスナップ)
【大特集】50代からのシンプルで無駄のない暮らし方のコツ
服やクローゼットの片付け、お金の整理、暮らしのムダを減らす工夫――今日の自分にできそうなことを、ひとつ選ぶだけで、暮らしは少し軽くなります。 新しく買わなくても整うヒントを、動画でまとめてチェック!





