わたしリスタート:特別編
【重ね煮レシピ】母と娘のリスタート「生きる力が湧いてくる料理」とは?
【重ね煮レシピ】母と娘のリスタート「生きる力が湧いてくる料理」とは?
更新日:2025年05月22日
公開日:2025年05月13日
教えてくれたのは、山室実咲さん

やまむろ・みさき
重ね煮料理研究家。岡山県高梁市で重ね煮料理教室「暮らしの料理 はゆ」を主宰。暮らしに寄り添った、シンプルでおいしい重ね煮ごはんを提案している。
活動の詳細はインスタグラム(@kasaneni_gohan)で>>
「わたしリスタート」特集に登場した、母でコアフェイストレーニング・インストラクターの杉田美和さんのインタビュー記事・ドキュメンタリー動画も併せてご覧ください。
重ね煮を「いつものごはん」の心強い味方に
おいしい…!
母が作る重ね煮を食べた13年前、心底そう思ったと話す実咲さん。
重ね煮との出会いをきっかけに、長く苦しんだ摂食障害を治し、皮膚科に通っても治らなかった肌荒れが改善した当時を振り返ります。
「重ね煮」とは、食材を切って、重ねて、煮るだけで、驚くほど美味しくなる料理。
食材を切って、自然の原理にならって重ね、煮るだけで、素材のうまみを最大限に引き出してくれるから、化学調味料やお砂糖、お出汁を使わずにどんなお料理もおいしく簡単に作ることができます。
重ね煮の滋味深い味わいは心も体も満たしてくれるおいしさです。
「そのおいしさに感動し、母が作ってくれた重ね煮を夢中で食べているうちに、長年悩んでいた摂食障害も、だんだんと和らいでいきました」と実咲さん。
食を通して根本から整えることで、心と体のバランスを取り戻す実体験を通して、家族の大切さ、そして食の大切さを学んだと言います。
その後、食を通して生き方を学びたいと、実咲さんは岡山にある「百姓屋敷わら」に弟子入りし、自然食や在り方を一から学びます。そして、結婚し岡山に居を構え、重ね煮料理研究家としての活動を始めました。
料理教室の生徒さんは、年代も家族構成もさまざま。「丁寧な気持ちはそのまま、忙しい日でも、疲れて気力がない日でも、決して手抜きではなく、簡単においしくできる家庭料理を伝えたい」と、さまざまな重ね煮やアレンジレシピを教え続けています。
今回は、杉田美和さん母娘のリスタートのきっかけになった、大切な「重ね煮」レシピをご紹介します。
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杉田美和さんと実咲さんのエピソードも!
わたしリスタート・ドキュメンタリー動画シリーズ>>
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《重ね煮レシピ》しいたけ、玉ねぎ、人参の重ね煮

<材料>作りやすい量(18cm鍋使用)
・椎茸 100g(薄切り)
・玉ねぎ 300g(回し切り)
・人参 80~100g(千切り)
・塩 少々
<作り方>
1.鍋底に塩をまんべくなくふる(小さじ1/8程度)
2.椎茸、玉ねぎ、人参の順に重ね、一番上にも塩をふる(小さじ1/4程度)
3.蓋をして弱火で30分火にかける
4.甘い香りがし、人参に火が通って甘くなっていたら完成
5.木ベラなどで全体を優しく混ぜ、バットに広げたら粗熱をとり保存する
<ポイント>
人参の食感が残っていたり、甘みを感じにくい時は、再度蓋をして5分〜10分火にかけましょう。
《アレンジレシピ》出汁入らずのだし巻きたまご

重ね煮のうまみをそのまま包んだ、やさしい味わいのだし巻きたまごです。
<材料> 2人分
・重ね煮 80g
・たまご 3個
・お水 大さじ3
・醤油 小さじ1
・油 適量
<作り方>
1.ボウルに卵を割り入れ、菜箸で白身を切るようによく混ぜる
2.水、醤油を加えて混ぜたら、重ね煮を加える
3.フライパンを熱して油を薄くひき、卵液を3〜4回に分けて流し入れ、巻くを繰り返す
4.熱いうちに巻きすで巻き、形を整えて粗熱を取る
レシピ以外にも、お味噌汁に加えたり、お肉と一緒に炒めてもとても美味。ぜひいろんなものと合わせてみてくださいね。





