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更新日:2025年02月27日 公開日:2025年02月26日
おひとりさまこそ、終活すべき!一人暮らしの女性が終活をせずに亡くなるとどうなる?かかる費用は?メリットや始めるタイミング、具体的なやることリストまで、気になる疑問を徹底解説!終活が「これからの人生をどう生きるか?」考えるきっかけに。
終活はどんな人にとっても大切なものですが、一人暮らしの女性の場合は、特に大切です。
内閣府の「令和5年版高齢社会白書(全体版)」によれば、65歳以上で一人暮らしをしている人は、男女ともに増加傾向です。
昭和55年は女性11.2%、男性4.3%でしたが、令和2年には女性22.1%、男性15.0%と、65歳以上の一人暮らしは増えています。
さらに、女性は男性よりも平均寿命が長いです。厚生労働省の公表する「主な年齢の平均余命」を見ると、女性の平均寿命は86.39年、男性の平均寿命は79.64年で、6.75年の差があります。
女性は男性に比べて長寿であるため、老後を快適に、安心して暮らすためにも早めに終活を始めるのがおすすめです。
ここでは、一人暮らしの女性こそ終活が大切な理由をチェックしてみましょう。
パートナーや子どもがいない女性の場合、老後の生活や仕事の手続きなどのサポートを頼める人がおらず、すべて自分で準備を進める必要があります。
他の親族がいる場合も「迷惑をかけたくない、負担をかけたくない」と考える人が少なくありません。
不安を解消し、「老後はこうしたい、死後はこうしてほしい」といった希望を叶えるためにも、自分自身でしっかり準備しておくことが大切です。
子どもや親族がいる場合でも、離れて暮らしていたり、疎遠になっていたりしていると、何かあったときに頼れない可能性があります。
遠方や海外で暮らしている、仕事が忙しくなかなか会えないなど、さまざまな事情により周囲に頼れない場合も、自分でしっかり終活を進めることが大切です。
今家族と暮らしている人も、離婚や死別、子どもが巣立つことで「おひとりさま」になる可能性があります。
結婚している女性の場合、おひとりさまになると暮らしにさまざまな変化が起こります。
不動産の名義変更、緊急連絡先を誰にするかなど、一人暮らしならではの心配事も増えるため、未婚の独身女性に限らず、どんな人も終活について考えておく必要があるのです。
では、一人暮らしの女性が終活せずに亡くなるとどうなるのでしょうか?具体的には、以下のようなリスクがあります。
特に、一人暮らしの女性が終活を考えるうえで避けて通れないのが、孤独死の問題です。
内閣府の「令和3年版高齢社会白書」によれば、一人暮らしの60歳以上の半数以上が、孤独死を身近な問題と感じています。(「とても感じる」と「まあ感じる」を合計した数)
終活では遺言書の作成、墓地の購入や管理、葬儀費用、生前整理や不用品処分など、さまざまな費用がかかります。
株式会社ハルメクが行ったシニア男女における「終活」の意識と実態に関する調査では、既に行っている終活にかかった費用は平均「253.6万円」でした。
ただし、終活にかかる費用は個人の選択によって大きく変動します。
専門家や業者に依頼する場合はその分費用が必要になるため、費用を抑えたい人は必要なことだけを選択したり、早めに始めて自分で準備したりすることで負担を軽減できます。
ここでは、一人暮らしの女性が終活をすることにどんなメリットがあるのか、見ていきましょう。
エンディングノートの作成、葬儀やお墓の準備、医療や介護の方針についての意思決定など、終活を通して自分の意思を明確にすることで、自分らしい最期のための準備ができます。
また、自分の老後や死後について考えることで心の準備が整い、今後のセカンドライフについて考えるきっかけになることもメリットでしょう。
「終活」という言葉にネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、終活はさまざまな不安を解消し、穏やかな気持ちで老後を過ごすために大切なものです。
見方を変えれば、終活は「これからの人生をどう生きるか」を考え、自分の残りの人生を充実させる手段でもあります。
終活をきっかけに、自分の未来についてあらためて考えてみましょう。
終活というと「高齢になってから始めるもの」というイメージがあるかもしれませんが、明確な年齢の基準はありません。
何歳から始めてもよく、中には20代や30代のように若い時期から終活を行う人もいます。
「◯歳までに」という目安としては、50代60代で終活の準備をしておくと安心です。
年齢を重ねると体力や判断力が低下するため、元気なうちから余裕を持って取り組むといいでしょう。
一人暮らしの女性が終活でやるべきことリストは、以下の通りです。
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
まずは、身の回りの整理や準備から始めます。これからの快適な生活のためにも大切なことなので、一つひとつ進めていきましょう。
一人暮らしの女性の場合、近隣住民との関係が大切です。良い関係が築けていると、何かあったときに安心して頼れます。
ある程度の年齢になった場合や、健康上で不安がある場合は、早めに見守りサービスや訪問サービスを検討しておきましょう。
また、一人暮らしの女性の場合、家の防犯や災害対策も大切です。近年は高齢者を狙った空き巣や強盗も多く、防犯対策がしっかりした物件選びや、自分でできる防犯対策を行いましょう。
地震や火事を想定し「高い場所に重いものを置かない」「家具を固定する」「重たい家電はベッドや布団から離しておく」なども重要です。
ペットを飼っている人は、お世話をしてくれる預け先探しも忘れずに行う必要があります。
不用品の処分や不要なサービスの解約も早めに行うといいでしょう。特に、大型家具は体力のあるうちに処分しておくのがおすすめです。
続いて、自分の財産の把握と老後の資金計画です。一般的に、女性は男性よりも収入が少なく、年金額も少ない傾向にあります。
そのため、早めに老後の資金計画を立て、長期的な視点で資金を準備していく必要があります。
自分の財産をリストアップしておくと、何かあったときも確認や相続手続きがスムーズです。
年齢を重ねると、不調も増えてきます。そんなときに相談できる「かかりつけ医」を見つけておくと安心です。
また、将来的に医療や介護が必要になったときのために、どんな治療・終末期医療を希望するか、どんな介護サービスが受けたいか、どんな介護施設に入りたいかなどを決めておきましょう。
葬儀は形式や規模によって10万円〜150万円と費用が大きく異なります。
自分が亡くなった後の葬儀やお墓について、希望や費用感などを確認しておきましょう。中には、生前契約ができる葬儀社もあります。
エンディングノートとは、自分に何かあったときのために、自分の希望や情報をまとめておくノートのことです。終活で整理した情報をまとめておくことで、残された家族や友人の負担を減らせます。
ただし、エンディングノートには法的効力がないため、相続や財産分与など法的な手続きが必要な事柄は、遺言書を作成しておきましょう。
一人暮らしの女性の終活のポイントは、以下の通りです。
一人暮らしだからこそ、日頃からしっかり健康に気をつけることが大切です。規則正しい生活、栄養バランスの整った食事を取り、適度な運動を取り入れるようにしましょう。
困ったことがあったときのため、相談できる場所を把握しておくと安心です。自治体によっては、無料の終活相談窓口を設けているところもあります。
資金計画や管理などお金のことはファイナンシャルプランナー、医療や介護はかかりつけ医や市区町村の地域包括支援センターなど、分野ごとの専門家に相談するといいでしょう。
不用品の整理は早めに行うのがおすすめです。
いらない服や靴、アクセサリーや家具など、不用品の取捨選択を通して今の自分の価値観を見つめ直すことになり、これからの自分の人生について考えるきっかけになります。
また、時間があれば、手に取ったものの思い出に浸りながら物を整理できます。
不要なものを捨てるのにはさまざまな嬉しい効果があるため、ぜひ実践してみてください。
終活で不用品の処分をするとき「思い出の詰まった服をただ捨ててしまいたくない」「まだ着られるし…」と、なかなか手放せないこともあります。
そんなときは、捨てるのではなく、寄付がおすすめです。寄付なら、気持ちよく不要なものを手放せます。
「ハルメク 古着でワクチン」は、着なくなった服や服飾雑貨を回収キットに詰めて送るだけで寄付ができるサービスです。
寄付と同時に、ミャンマー・ラオス・ブータン・バヌアツの子どもたちにワクチンを届けることもできます。
処分ではなく「寄付」にすれば、それだけで社会貢献にもなります。捨てられない服や思い出の詰まったアクセサリーやバッグなどの服飾雑貨があれば、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
終活は一人暮らしの女性だけでなく、誰にとっても大切なものです。
終活をすることで心の準備が整うだけでなく、将来への不安解消にもつながり、これからの人生を考えるきっかけにもなります。
タイミングとしては、50代や60代から終活の準備を始めるのがおすすめ。元気も余裕もあるうちから終活を始めて、これからの人生をもっと充実させていきましょう。
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