50代からの女性のための人生相談・35
人生相談:片付けをやる気になる方法はありますか?
人生相談:片付けをやる気になる方法はありますか?
更新日:2022年08月12日
公開日:2021年08月24日
47歳女性の「片付けをやる気が起きない」というお悩み
机の上が片付かなくて、いろいろ積んであります。やる気になったらやろうと思うのですが、なかなかやる気になりません。片付けをやる気になる方法はありますか?
(47歳女性・すいかさん)
阿部さんの回答:家事は「継続させること」が大切!

何事も、物事を積極的に進めていくためには、気力・体力・集中力がいると思うのです。
例えば、料理。仕事や家事で疲れ果てて、やる気が起きないことも、時にはありますよね。そんなときは、冷蔵庫にあるものを電子レンジでチン!したり、切る&混ぜるなどの簡単な料理でお腹を満たしたり、手抜きしがちです。
年を取ると、気力・体力・集中力などが若い時と違い、数段に落ちています。だからこそ、簡単で手間のかからない方法に向かいがち。たまにならいいですが、やる気が起きないからと、ずっと家事をしないで過ごすとしたら、どうでしょうか?
若い時と同じつもりで不摂生な生活をしていると、体や心に影響が出て、いつかは不調や不具合を引き起こすはずです。
確かに何かをスタートするのに「やる気」は大切です。でも、それ以上に家事はやる気がないときでも「継続させる」ことが大切、というわけです。
片付けは「やる気」よりも習慣として「身に付ける」こと

相談者の方が悩んでいる「片付け」も同じこと。料理・掃除・洗濯などと同様、片付けも、一生続く家事作業なのです。
机の上が片付かないまま散らかっていくと、印鑑や鍵など大切なモノが見つからない、重要な書類を紛失・破損する、などといった問題にも発展しかねません。もしそうなったら、自分一人の問題ではなくなります。
片付けは「継続させる」ことが大切な家事なのです。そのためには、やる気があるときにやるのではなく、習慣として「身に付ける」ことが大切です。
習慣にならない限り、片付けようというやる気が起きても、疲れた・突発的なのことがあった・予定が変更された、などと理由を連ねてやらなくなり、「継続させる」ことができないのです。
やる気に左右されてその場の雰囲気で進める場合、片付けたり止めたり……。これでは、暮らしをうまく成り立たせられません。とにかく片付けを「身に付ける」ことです。
「たった1分の作業。その繰り返しが、片付けです」

そのためにはまず、今、机にあるモノに目を向けます。それらを使うモノ・使わないモノの二つに分けて、使うモノのしまう場所を決めます。場所を決めたら、そこにしまう。この、たった1分の作業。その繰り返しが、片付けです。
片付けは、習慣化すれば無意識にできる作業です。「やる気が起きないからできない!」などと大袈裟に思わずに、1分の作業から、自然体で身に付けましょう。
身に付けてしまえば、今後年を重ねても、片付けに困らなくなるはずです。常に机の上がスッキリした状態を保てますよ。
回答者プロフィール:阿部絢子さん
あべ・あやこ 生活研究家・消費生活アドバイザー。家事全般や食品の安全性の専門家として活躍。薬剤師の資格を持ち、今も現役で働いている。
構成=竹下沙弥香(ハルメクWEB)
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