運を呼び込む新習慣

2025年01月01日

2025年は「引き寄せ力」アップ!「ずっと運のいい人」になるための3つの新習慣

運がいい人とそうでない人の違いって何でしょう。幸運は、行動や言葉を少し意識するだけで自ら引き寄せられることが、脳科学の観点からもわかってきています。運を呼び込む習慣を、今日から取り入れてみませんか?

教えてくれた人:加藤俊徳(かとう・としのり)さん

脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校(R)」代表。昭和大学客員教授。専門は脳科学およびMRI脳画像診断で、脳を8つの領域に分けて診断する「脳番地(R)トレーニング」の提唱者。『イラスト図解 脳とココロのしくみ入門』(朝日新聞出版刊)他、著書多数。

幸運はちょっとした行動で引き寄せられる

気の合う人に出会えたり、いいお店を見つけたり、毎日ごきげんに過ごせたり……。そんな幸運は単に偶然ではなく、実は「自分で引き寄せている」と話すのは、脳内科医の加藤俊徳さん。カギは“脳”にあると解説します。

「例えば、『雨が降りそうな気配だな』『この人とは気が合いそう』と“何となく”感じたら、その予感が的中した、という経験はありませんか。それは右脳が、視覚や聴覚など五感から周囲の情報を得て、過去の経験などに照らして分析し、“自分にとって望ましい結果が得られる”行動をとるように、私たちを誘導しているから。つまり脳は、常に“幸運に結びつく情報”をリサーチしそれを引き寄せるセンサーです」

このセンサーの感度を上げつつ、よい運気の流れをつくるために知っておきたいのが「開運行動学」。加藤さんによれば「日常の行動や言葉を少し変えるだけでOK」なのだそう! 

そんな開運行動学について、詳しく解説します。

開運行動学の3原則で「ずっと運のいい人」に

自分で幸運を引き寄せる開運行動学には、「3原則がある」と加藤さん。

最も大切で基本となるのは、「脳をしっかり休ませて、クリアな状態を保つこと」だと解説します。

「脳が疲れてボンヤリしていると、幸運につながる情報をキャッチする力が格段に落ちます。脳を休ませるには、睡眠の質を上げることが第一です。

私自身、数年前から睡眠の質の改善に取り組み、閉塞性睡眠時無呼吸症の治療を始め、生活習慣の改善にも努めました。結果、睡眠時間がもともとの6時間から7時間半に延びた頃から、日中の“頭のスッキリ感”が劇的に変わり、些細なことにも幸福を感じられ、毎日機嫌よく過ごせるようになりました。

睡眠に悩みを持っていても、『年だからしょうがない』などと放置していませんか? ぜひ真剣に、睡眠の質の改善に取り組んでください」

自分を充実させれば、幸運が巡るようになる

2つ目の原則は、「自分の行動にプラスの評価をつける」こと。そして3つ目は「誰かの幸せを思って行動する」ことだと、加藤さんは話します。

「原則3の『誰かの幸せを思って…』は“意識する余裕がない”という方も、原則1、2で脳や心身をいたわり自分を充実させていけば、必ず実践できるようになります。これらの習慣は、脳を活性化し、ストレス軽減にもつながるため、運をよくしながら体も脳も元気にでき、いいことずくめです」

「幸運を引き寄せる3原則」まとめ

原則1:脳をしっかり休ませて幸運をつかむ力を保つ

脳が疲れていると判断力や観察力が低下。幸運につながるチャンスを逃しやすくなる上、悲観的になりがちです。第一には、たっぷり寝て脳を休めること。中途覚醒など睡眠に悩みがある方は、専門医に相談するなどできる限りの対策を!

原則2:一日の自分の行動にプラスの評価をつける

脳は“自分が発する言葉”に大きく影響されます。「今日はたくさん歩けた」など些細なことでも、口に出したり日記に書くなどして、自分の行動に「花マル」をつけて。自然と物事をよい方に考える癖がつき、気持ちも人間関係も上向きます。

原則3:毎日一つでも、誰かの幸せを思って行動する

家族にコーヒーをいれたり、友達の話を聞くだけでいいので、1日1回は「誰かのために」を意識して行動しましょう。人から好感や信頼を得やすいだけでなく、「いいことをした」自覚は自己肯定感をアップさせ、幸福を感じやすくなります。

ぜひみなさんも、毎日の行動に「幸運を引き寄せる3原則」を取り入れてみてください。


取材・文=新井理紗(ハルメク編集部) 写真=PIXTA

※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年1月号を再編集しています。

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みんなの コメント
  1. 今年旧成人式を迎えた県外大学生の息子に生まれてきてくれてありがとうとLINEをしました 幸せな気持ちになりました。ありがとうございます。

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