女は50代がいちばんツライ?でも抜け道は必ずある
2024.10.132023年10月10日
【シリーズ|彼女の生き様】阿川佐和子#2
腐らず恨まず諦めず…仕事も人間関係も“鈍感力”で!
自分の悩みなんて “どれほどのもんじゃ”と思っている方が 結局、自分もラクになれるんです。
目次
テレビの仕事は仮の姿、
いつか結婚して主婦になると
27歳のとき、朝の情報番組にレポーターとして初めて出演し、その後、「情報デスクToday」という情報番組でアシスタントを6年務め、続いて今は亡き筑紫哲也(ちくし・てつや)さんがキャスターをされていたTBS「NEWS23」のサブキャスターを2年間務めました。
たまたま単発でテレビの仕事が舞い込んできて、たまたまこの世界に足を踏み入れたという感覚だったので、30代までは「これは仮の姿で、そのうち結婚して辞める。専業主婦になって子育てするんだ」という気持ちが常にありましたし、生涯、テレビの仕事で生きていきたいなんて思ってもいませんでした。
だから、あの頃は本当によく怒鳴られました。
なにしろ、会社勤めをしたこともない、世間のことを何も知らない、現場を踏んだこともない人間が、「次は気になるアゼルバイジャン情報をお伝えします」なんて言ってね。アゼルバイジャンってどこにあるの?と、本番の1時間ほど前にあわてて勉強していたようなレベルだったんです。それで、なんでクビにならなかった...
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