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2023.05.102023年10月26日
ハルメクのシンクタンク所長が考察
50代~女性が選ぶ全国「紅葉スポット」ランキング
雑誌「ハルメク」のシンクタンク「生きかた上手研究所」所長の梅津順江が、ミドル~シニア世代の女性のトレンドを読み解きます。今回は50歳以上の女性へのアンケート結果をもとに「おすすめしたい紅葉スポット」ランキングを発表します。
2023年の紅葉は、例年よりも遅くなる見込み
「2023年の秋は長引いた残暑の影響で、紅葉シーズンの到来が例年より遅い。色付きが進むのは、早い所でも9月下旬頃から」と、日本気象協会は予測しました。長い残暑が終わり、ようやく秋の訪れです。
多少時期がずれても、外出制限のない2023年の秋に心躍る方は多いのではないでしょうか。世代問わず「どこの紅葉・黄葉を見ようか」と計画したり、「見頃はいつか」をチェックしたりするのは楽しいことです。
日本全国おすすめしたい紅葉スポットランキング
ハルメク 生きかた上手研究所は、50〜85歳の女性に「おすすめしたい紅葉スポット」に関するwebアンケートを2回に分けて実施しました。1回目は、2023年9月5日~7日、513名に「おすすめしたい紅葉スポット」を自由に記述してもらいました。2回目は、9月22日~25日、506名に1回目で選抜した20か所の紅葉スポットについて「どの程度おすすめしたいか」を7段階で評価し、おすすめしたい理由も確認しました。
当該世代は50回以上、日本の秋を見聞きして知っています。知識・経験が豊かな女性は、どこを選ぶのでしょうか。各々を7段階評価に応じて配点し、ランキングを算出しました。
1位は「奥入瀬渓流・十和田湖」、2位は「立山・黒部」でした。冬は大雪に覆われるなど高頻度には訪れられないエリアです。圧倒的な大自然で、行った経験がある方は印象に残り、行ったことがない方もテレビなどで見ていつかは行ってみたい場所になっていました。
「京都」の人気も高かったです。3位「清水寺・永観堂・南禅寺など洛東エリア」、4位「東福寺など洛南エリア」、6位「嵐山など洛西エリア」がランクイン。歴史的建造物とのコンビネーションがすばらしいと人工美が讃えられました。
日本列島の秋は見どころが多い
以下、5位「上高地」、7位「宮島・厳島神社」、8位「箱根」、9位「大雪山」、10位「鎌倉」。11位「日光 いろは坂・中禅寺湖」、12位「奈良公園・東大寺」、13位「軽井沢」、14位「五色沼」、15位「高野山」、16位「明治神宮外苑」、17位「鳴子峡」、18位「香嵐渓」、19位「高尾山」、20位「箕面」と続きます。
ランク外では、「昭和記念公園」「高源寺」「湖東三山」「永源寺」「寒霞渓」「高台寺」「三千院」「八幡平」「河口湖」「大原」なども挙がりました。
改めて、日本列島の秋は鮮やかに色づき、その見どころも多いことがわかります。
おすすめしたい紅葉スポットTOP20(50歳以上女性:506名)
1位:奥入瀬渓流・十和田湖(青森県・秋田県)
2位:立山・黒部(富山県・長野県)
3位:清水寺・永観堂・南禅寺など洛東エリア(京都府)
4位:東福寺など洛南エリア(京都府)
5位:上高地(長野県)
6位:嵐山など洛西エリア(京都府)
7位:宮島・厳島神社(広島県)
8位:箱根(神奈川県)
9位:大雪山(北海道)
10位:鎌倉(神奈川県)
11位:日光 いろは坂・中禅寺湖など(栃木県)
12位:奈良公園・東大寺など中心部(奈良県)
13位:軽井沢(長野県)
14位:五色沼(福島県)
15位:高野山(和歌山県)
16位:明治神宮外苑(東京都)
17位:鳴子峡(宮城県)
18位:香嵐渓(愛知県)
19位:高尾山(東京都)
20位:箕面(大阪府)
紅葉は自然が織りなす壮大な芸術作品
おすすめ理由をみると、「湖・池・海など水面×紅葉」「木漏れ日など光×紅葉」「空×紅葉」「紅葉×紅葉(山一面の色づき)」「神社仏閣・庭×紅葉」など色彩のコントラストを表現した美しい言葉であふれました。紅葉は自然が織りなす壮大な芸術作品のようであると捉えているのでしょう。
また、時期や気候によっても紅葉の風景は左右されます。予期しない偶然との出会いや想定外の発見には感動も伴うようです。
「長野県もみじ湖。期待もせずふらっと出掛けました。近くに住んでいるのに、こんなに美しい紅葉だらけの場所があるのか!と感動(60歳)」
「涸沢カール。山を登ってようやく見られる期間限定の見事な紅葉に感動した。何年も夢見た景色(70歳)」などの感想が寄せられました。
いよいよ本格的な紅葉シーズン。知識も経験も豊かな人たちが選ぶおすすめ紅葉スポットには説得力があります。行き先を検討する上で参考にしてみてください。
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