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- 36歳“若白髪”奮闘記。部分白髪を解決する習慣
30歳まで眉を描いたことがなかった美容編集者フジウラ。いざ美容の世界を知ると、感動の連続。初心者目線で美容についてレポートします。今回は、数本で現れる白髪対策を体を張って解決! 肌が弱くおしゃれ染めができないフジウラが取った手段とは……⁉
夫&美容師さんからのショッキングなひとこと
白髪染めのページを担当することが多い私。
読者の方からよく「お若いから、白髪で悩んだことなんてないでしょう?」と言われるのですが、実は私、白髪には大いに悩まされているのです。
気になり始めたのは2~3年ほど前のことでしょうか。夫と買い物に出かけて、下りのエスカレーターに乗ったときのことです。上から私の頭のてっぺんを覗き込んだ夫が、
「あれ、白髪だ。10本くらいあるよ」
えー!!!!!
これまでもひょいっと1~2本生えていたことはありましたが、まさかいつの間にかそんなに増えていたとは……。
さらに、その数日後に久々に美容室に行ったときのこと。
私「あの~、私って白髪多いですか?」
美容師さん「うん。表面もだけど、めくると中はもっとたくさんあるよ。30代でこんなに生えるのは稀だね」
な、なんですって……!(白目になる私)
異性からのこういう指摘って、なぜこんなにも気分を凹ませるのでしょう。すぐさま「白髪染めしてください!」と言い出しそうなものですが、すぐにはできない事情があったのです。
頭皮のヒリヒリがひどい!
私が美容室で「白髪染めてください」とすぐに言えなかったのは、過去、おしゃれ染めやパーマで頭皮がものすごく痛くなったことがあるからです。
それも1度や2度ではなく、毎回! 神経は図太いのに、頭皮は意外にも繊細(敏感)だったようです。
あの痛みに耐えるのはイヤだけれど、染めないわけにもいきません。白髪の量が30代にしては多いとはいえ、まだ全体に広がっているわけではない。
部分的に生えている白髪って、本当に目立つんですよね。(涙)
リンス感覚で染めるトリートメントカラー
というわけで、ここ2年ほどで習慣にしているのが週1回の「つや髪」。
ハルメクで企画・販売しているトリートメントタイプの白髪染めです。
頭皮が敏感な年齢肌のため、美容液成分95%で作られている、“ほぼ美容液”の白髪染めです。
使い方は、乾いた髪にもみ込んで、5分放置。その後洗い流して、シャンプーをするだけです。
私は自他ともに認める“スーパー不器用”なのですが、つや髪は“ほぼ美容液”のため頭皮についても全然ヒリヒリしないので、かまわずぐしゃぐしゃもみ込んでしまいます。
なので、普通は薬剤を避けがちな根もとにもしっかりつけられるのが◎。
正直に言うと、美容室ほど色は濃く染まりません。あくまでもトリートメントなので、ほんのり色づくくらいと思っていただければ幸いです(個人差があります)。
染まり方がほんのりなので、使う頻度は美容室より多め。7~10日に1回程度です。
その代わり、頭皮へのやさしさとつやが本当にすごい!
美容室でもトリートメントをしたことがありますが、それに勝るとも劣らず、髪がつやっつやになります。美容室でカラーやパーマをすると髪が傷むこともあるかと思いますが、「つや髪」ならそんな心配はありません。
色はそこまで濃く入らないと書きましたが、週に1回使えば色が徐々に重なり、2か月くらい経つころには深い色味になっています。
トリートメント効果が非常に高いので、毎日のヘアケアはシャンプーするだけ。なんてラクでいいの~♪
私からすると、「週1回トリートメントしていたら、ついでに白髪も染まっていた」という感覚です。
3日坊主にならないための習慣作り
問題は「週に1回」が続けられるか⁉ ということ。
正直言いますと、私も最初の方は染め忘れること多数でした(そして夫に白髪を再度指摘されることも多数……)。
そこで改善したのが、
●使う曜日を決める
●毎日目につくところに置く
です! これ、意外と地味ですが効果は絶大です。
私の場合は日曜日の夜、だいたい大河ドラマを見終わったあたりで染めることにしています。今で言えば「『いだてん』始まった!」=「あ、『つや髪』の日だ!」というわけです。脳内変換できるようになったらこっちのもの。見終わったら反射的に洗面台へ向かうようになります。
また、使うときにいちいち棚から引っ張り出すのが億劫なので、視線の位置にある棚に置くようにしています。
化粧水などは取りづらい位置にあっても、毎日使うものなので手を伸ばすかもしれません。しかし、白髪染めは必要以上に“取りやすい”ところに置かないと続かないのです。この2点を実行してからというもの、染め忘れることがグッと少なくなりました。
今では夫に白髪を指摘されることもなくなり、髪につやまで出て、平穏な日々を送っています。
もし興味があったらぜひ使ってみてください!
撮影=中西裕人
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