知らないと損!美容の豆知識#4

日焼け止めの塗り直しは必須!おすすめ簡単3つの方法

公開日:2024.06.17

SPF50の日焼け止めを塗ったのに、メイクを落としたら日焼けしているのはなぜ?それ、“塗る量”が足りていないかもしれません。日焼け止めの数値の意味と日焼け止めの塗り直しに便利なアイテムを、ハルメク365編集部イチの美容マニアがご紹介!

まずは「SPF」と「PA」の意味を確認!

日焼け止めに表記されている「SPF」と「PA」。なんとなく「数値が大きいものほど効果が高い」ことは、みなさんわかっているはず。

これらは、地表に届く長い波長の「UV-A」と短い波長の「UV-B」による肌への影響を防ぐ効果を示す数値です。

SPF:長時間浴びると肌に炎症を起こす他、シミの原因になると言われている「UV-B」を防ぐ効果を1~50で表示。SPF50を超える場合は「SPF50+」で表示される。

PA:肌の色を黒くし日焼けの原因になる他、光老化(シワやたるみ)の原因になると言われている「UV-A」を防ぐ効果を「+」「++」「+++」「++++」の4段階で表示。

SPF値・PA値は“たっぷり”塗った場合の試験結果

SPFの数値をより詳しく説明します。

この数値は、一度塗った日焼け止めがどれくらいの時間効果があるか。を示すもので、「SPF1」は何もつけない状態より、20~25分ほど、日焼けするのを遅らせることができるという意味です。

つまりSPF50の場合、約20分×50=約1000分(16.6時間)、肌が赤くなるまでの時間を延ばしてくれます。

こう聞くと「朝塗れば夜まで焼けない」と思いがちですが、ここに大きな落とし穴が……。

まず、日焼け止めは汗や摩擦等で取れてしまうことがありますよね。さらに問題なのが、この数値は「1cm四方あたり2mg」塗った場合の試験結果ということです。

顔に塗る場合、500円玉大が目安となり、これを素直に実施すると、顔は間違いなく白浮きします。

つまり言い換えれば、ほとんどの方が「日焼け止めを塗る量」が足りていないのです。

日中の日焼け止めの塗り直し、どうする?

では、「絶対焼きたくない!」場合はどうすれば良いのか。

答えは単純!朝はできる限りムラなくたっぷり日焼け止めを塗布し、日中も2~3時間おきに、塗り直しをしてください。

レジャー時など、汗や水でベースメイクが浮いている場合は、可能であれば一度オフしてから塗り直した方が確実です。それが難しい場合や日常生活での塗り直しの際は、汗や皮脂などを一度ティッシュオフしてから、以下の3つの方法のいずれかで塗り直しをしてください。

その1:お粉無し派は「クッションファンデ」

アディクション
スキンリフレクト ラスティング UV クッションファンデーション SPF50+・PA++++
スキンケアUV タッチアップ クッション SPF45・PA+++

乾燥肌の方や、ツヤ肌仕上がりが好きで「液状のファンデーションを塗ったあとお粉を重ねずにメイクを終える」という方は、UVカット効果を持つクッションファンデーションが活躍します。

メイク直しついでに日焼け止めの塗り直しもしてしまいましょう。

アディクションのクッションファンデーションは、ケースがスリムで持ち運びに便利です。下地としても使えるコントロールカラータイプは、メイクが厚くなるのが苦手な方や、夕方のくすみをトーンアップしたい方におすすめ。

その2:汗っかきさんは「UVパウダー」

ベアミネラル オリジナル ミネラルベール UVパウダー SPF25・PA++

「夏場は汗や皮脂でメイク崩れをしやすいのでお粉が必須」という方は、UVカット効果の含まれたルースパウダーが良いでしょう。

少しテカった程度の場合はティッシュオフ後パウダーを塗布して。

ベースメイクがヨレてしまった場合は、乳液などで軽くメイクオフ後に日焼け止めを塗り直し、ルースパウダーで整えましょう。

ベアミネラルのUVパウダーはポケットに収まるコンパクトな形状&便利なブラシ一体型で、持ち運びに最適です。

その3:手軽な「UVスプレー」なら髪と頭皮にも

カネボウ チアリング ミスト UV SPF50+・PA++++

「メイク直しは必要ないけど日焼け止めは塗り直したい」そんなあなたにぴったりなのはスプレータイプの日焼け止め。

顔はもちろん、髪や頭皮にも使用できます。

カネボウから出ているミストUVは、ナイアシンアミドを含む保湿成分配合で、日中のスキンケアも叶います。

完全防備派さんは「塗り直し」がベスト

ちなみに筆者は、夏場にテーマパーク等へ行く際は、既出のUVクッションファンデーション・UVパウダー・UVスプレーの他に

  • UVカット効果のあるリキッドコンシーラー
  • メイクオフ用の乳液
  • 顔用の日焼け止め
  • ボディ用の日焼け止め
  • ボディ用のUVパウダー

を常備。

必要があれば乳液とリキッドコンシーラーでメイクオフしてから塗り直しをしています。

その結果友人は、私と出掛けるときは何も持ってこなくなりました。旅行時にコスメポーチを持ってこない友人もいるほどです。

紹介製品

  • アディクション スキンリフレクト ラスティング UV クッションファンデーション SPF 50+・PA++++ 4950円※パフ付き・ケース別売り
  • アディクション スキンケアUV タッチアップ クッション SPF 45・PA+++(レフィル) 4400円※パフ付き・ケース別売り
  • ベアミネラル オリジナル ミネラルベール UVパウダー SPF25・PA++ 5280円
  • カネボウ チアリング ミスト UV SPF50+・PA++++ 3300円

以上すべて税込み価格、2024年5月時点


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スマホで見やすい縦動画のため、メイクしながら、「一時停止」や「巻き戻し」を繰り返し、実践してみてください。

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写真・文=橘美波(ハルメク365編集部)

ハルメク365編集部

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