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- 冬ファッションを明るく元気に!色使い&小ワザで変身
ファッションデザイナー・横森美奈子さんが50代からのおしゃれのコツをアドバイスする連載企画。今回のテーマは、冬のファッションを明るく元気にするポイントです。冬は重たく元気のないコーデになりがち。明るく刷新する色使いや小ワザを教わります。
黒のトップスは小ワザを効かせると素敵
■挑戦した人:読者モデル・齋藤美砂さん (60歳)
60代を迎えたのを機に、読者モデルに応募したという齋藤美砂さん。「年のせいなのか、なんだかおしゃれがキマらなくなってきた」と話します。
齋藤さんの冬の定番色は黒。「コートやセーターは、無難で落ち着く黒が基本。ただ黒一色だと暗く見えると思って、明るいピンクやブルーの服を合わせることもあります」
そんな齋藤さんのいつもの着こなし(写真左)を見て、「せっかく明るい色を着ても、元気に見えません」と横森さん。「齋藤さんは“上品きれい”でおとなしい顔立ちなので、強い色をただ着るだけだと、洋服の方が目立ってしまう。結果的に顔の印象が薄くなり、かえって寂しく見えてしまっています」と分析。
そこで軽快なバランスにするために、まずは髪をアップスタイルにし、コーラル系のリップで明るさをプラス。さらにパンツの丈を短くするなど小ワザを効かせた結果、ご覧の通り、上品きれいさを残しつつ、元気な印象に(写真右)!
「一気に垢抜けて感激です。無難に服を着るだけでは、素敵に見えないんですね」と齋藤さん。「その通り! 無難から脱すれば、おしゃれはもっと楽しくなりますよ」と横森さんはアドバイスします。