公開日:2021/06/24
ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さん(51歳)の連載です。今回は、6月の旬の素材を使ったシロップの作り方をお伝えします。以前お伝えした赤しそシロップに引き続き、夏の疲れ取りにぴったりの完熟梅シロップを手作りしませんか?
最近、インスタグラムでもよく目にする「青梅のシロップ」ですが。。
この時期は赤しそも出回るので、同じく旬物として私はせっせと「赤しそシロップ」を毎年作っています(赤しそシロップのレシピは、「今が旬!おいしい「赤しそシロップ」の作り方」でお伝えしています)。
それも、なんでそんなに?というほど大量に。もはや使命感……。梅シロップも作りたいけど、これ以上保存瓶が増えると置き場所にも困るので、梅には手を出せずにいました。
ところが先日。。
夕飯の買い出しにスーパーに行くと、プラムのような色をした完熟梅を発見。思わず手に取ってみると、ふわ~っと甘い香りが……。買い物カゴいっぱいの荷物と瓶の置き場所……葛藤しましたが、甘い香りの誘惑に負け、重い買い物袋をぶら下げて帰ることに。
クンクンしたくなる色と香り。
シロップを作る前に、完熟梅について調べてみると。。
梅干しに最適な完熟梅。青梅より酸味が少なくまろやかで甘い香りが特徴。漬かりも4~5日と早く、梅シロップにも適していると書いてあります。
さっそく作ってみました。
梅1に対して砂糖1(私はきび砂糖にしましたが、お好みの砂糖で)
材料はこれだけ。
まずは梅を水で洗います。なるべくやさしく、きれいに。。
爪楊枝でヘタを取り除きます。
水気を丁寧に拭き取ります。
煮沸消毒したガラス瓶に、梅と砂糖(お好みの砂糖)を交互に入れていきます。
梅の頭が出ないように。
蓋を締めて終了。あとは梅エキスが上がってくるのを待つだけ。
冷暗所で保存。
完熟梅は発酵しやすいので、混ぜる回数を増やしたり、瓶を揺すって砂糖を溶けやすくすると発酵を防げるそう。
それでも発酵した場合、梅を取り除いて、弱火で沸騰させないように、アク取りしながら15分ほど加熱し、再び煮沸した瓶で保存します。
クエン酸が豊富な梅シロップは、疲労回復や夏バテ防止にも!
赤しそシロップ同様、炭酸で割ったり、かき氷にかけても。さてさて、どこにしまおうかな……と考えた末。
米びつや水のストック棚の隙間へ。梅シロップの左側は、旦那ちゃんのお母さんから毎年のようにいただく梅酒シロップ。
仕込んだのは6月18日。飲み頃はもう少し先になりそう。砂糖が溶けて、エキスが上がったら完成です。
あおき・さをり カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき(現・ハルメク)」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。現在、ホットフラッシュ真っ最中&グレイヘア育成中。
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