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- 冬の健康維持に!緑茶うがいと含み飲みの新習慣
冬に気を付けたい、インフルエンザ。2022-2023シーズンは、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されています。そこで今回は、ワクチン接種とあわせて実施したい、冬の健康維持におすすめの「緑茶うがい」と「含み飲み」をご紹介します。
2022年冬はインフルエンザ・新型コロナの同時流行に注意
インフルエンザの感染者数は例年、11月頃から増え始め、1月頃に流行がピークに達します。ただ、長引くコロナ禍で手洗いやマスクなどの予防が徹底されていることもあり、ここ2年ほどは大きな流行はみられていませんでした。
一方で、感染・発症している人が少ない期間が続いたことで、インフルエンザウイルスへの集団免疫が下がっている可能性があるといわれています。
実際、南半球のオーストラリアでは、例年よりも数か月早く、インフルエンザの流行が確認されました。そんな状況で、2022年冬に心配されているのが、インフルエンザと新型コロナ感染症の同時流行です。
特に人の移動が増える年末年始は、感染者数の増加が懸念されています。医療のひっ迫を避けるためにも、インフルエンザと新型コロナへの感染をダブルで対策することが重要です。
予防策として最も有効なのが、重症化を防ぐためのワクチン接種です。厚生労働省でも同時流行に備えた対応として、早めのワクチン接種を呼びかけています。
インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種も可能です。65歳以上の方や60歳から65歳未満の慢性高度心・腎・呼吸器機能不全者など、定期接種対象者でワクチン接種を希望する方は、流行前に早めの接種を心掛けましょう。
また、重症化を防ぐためにはワクチン接種とあわせて、毎日の健康管理に気を配ることも重要です。手洗いうがい、バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠など、生活習慣を見直しましょう。
茶カテキンの抗ウイルス作用に注目!最新研究データも
いつも以上に健康管理に注意したいコロナ禍の冬。身近な健康維持に注目されているのが、緑茶などのお茶に含まれる茶カテキンの効用です。
これまでの基礎研究から、茶カテキンがインフルエンザに対して、抗ウイルス作用があることが認められています。
また、同じく緑茶に含まれるテアニンには免疫力アップ効果があるため、緑茶を飲むとインフルエンザの感染リスクを下げ、予防効果が期待できます。
また、猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症においても、お茶に含まれる茶カテキンがヒトのだ液中に加えた新型コロナウイルスの感染力を抑制するという調査データもあり、最新研究に注目が集まっています。
マスクや手洗いとともに「緑茶うがい」で感染予防を
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症を予防するには、感染者からの飛沫感染を防ぐことが大切です。そのために欠かせないのが、マスクの着用と手洗い、そして帰宅後の「うがい」です。
うがいの際に、ぜひ取り入れたいのが「緑茶うがい」です。実際に、抗ウイルス効果がある緑茶をうがいに利用する「緑茶うがい」を実践した小学校でインフルエンザの発症が減少したという調査結果もあります。
「緑茶うがい」のやり方はとっても簡単。緑茶を口の中に含み、口内で強めにブクブクとすすぎます。口の中のお茶はそのまま飲み込んでしまってOK。急須で入れたお茶はもちろん、ペットボトルのお茶でも効果は変わりません。
「緑茶うがい」と同様に、緑茶を数秒間、口に含んで口内に行き渡らせてから飲み込む「含み飲み」もおすすめです。どちらも手軽に実践できる身近な対策方法として、ワクチン接種とあわせて、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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