
巻き爪解消を目指せる「正しい歩き方」
間違った歩き方は足トラブルを招き、健康寿命に影響があることを知ってましたか?正しい歩き方と足トラブル対策を専門家が解説!
更新日:2025年01月05日 公開日:2019年11月08日
川邊サチコさんに聞くカッコよく年を取るセオリー
ヘアメイク界のレジェンド、川邉サチコさん。パリコレや日本の広告業界等で活躍してきた85歳の現役美容家です。たっぷりと豊かでつやのある、美しいグレイヘアが印象的ですが、ここに辿り着くまでには迷いもあったそう。美髪の秘訣を伺いました。
白髪染めをやめたのは、2014年頃です。それまでずっとセミロングのボブをアッシュ系ブラウンに染めて、カッコいいおばさんのつもりでいたのですが、あるとき娘(美容家の美木ちがや)から、「もうイケてないよ」と言われ、それなら白髪にしたら自分がどう変化していくのか、試してみようと思ったのです。
しばらくすると、染めた部分と伸びてきた白髪との境目が目立ち始め、周りから「老けて見える」「変よ」などと言われるようになります。ここで多くの女性は、また染めちゃおうかな……とめげてしまいます。でも私は「私の好きでやってるんです!」と、開き直って乗り越えました。
半年後、めげずにがんばって全体がほぼ白髪になったとき、予想外の事態が起きました。真っ白な白髪になるのを楽しみにしていたのに、私の白髪はかなり黄みがかっていたのです。“自然な白髪=エレガント”というイメージだったけれど、私の場合は、自然なままの白髪はおしゃれじゃない、とわかり、少し手を加えることにしました。
美容のお弟子さんに、真っ白にしてほしいと頼んでカラーリングしてもらったら、なぜかピンク系のブロンドヘアになってしまったこともありました。いろいろ試して、今はアッシュ系ブロンドの色を入れながら、ふんわりとまとめたアップスタイルに落ち着いています。
髪色が明るくなっただけでメイクも着るものも変化して、また新たな自分を見つけた感じです。街中で「素敵ですね」と若い人に話し掛けられたりして、それも楽しいものです。
実は、私の髪は100%白髪ではなく、サイドのもみあげと後頭部の下はナチュラルな地色の髪です。むしろ完全に真っ白という人の方が稀でしょう。白黒入り混じったミックスの髪は、色のバランスや白髪の出方が人それぞれ違い、それ自体「デザイン」のようなものです。さらに自分の白髪に合わせたヘアデザインをすれば、自分だけのカッコいいグレイヘアスタイルを楽しめます。
そして、常に「今の自分が旬」だと思って、この先、増えていく白髪とも、もっと前向きに付き合っていくことです。私も今のヘアスタイルで満足しているわけではありません。いずれ、明るい髪色だからできるセミショートヘアにも挑戦してみたいと思っています。
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