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- もう失敗しない!品よく見えるヘア&眉メイクの正解
“品よくおしゃれ”に見せるには、髪と眉が大きなポイントです。この二つを整えることが第一印象を決定づけます。そこで、美の専門家にヘア&眉メイクの正解を教えてもらい、読者二人も実践!驚きのビフォー・アフターと合わせて、3回にわけて紹介します。
教えてくれた人:小島(こじま)けさきさん
ヘア&メイクアップアーティスト。各メディアで幅広く活躍。「ハルメク」「ハルメク おしゃれ」での撮影も多く手掛け、同年代ならではの的確な助言に定評がある。
髪の正解は顔を若々しく見せる“ひし形フォルム”
髪と眉のお悩みに応えてくれたのは、ヘア&メイクアップアーティストの小島けさきさんです。
「顔を若々しく見せるカギは、“ひし形フォルム”の髪型。年齢を重ねると、皮膚がたるみ、顔全体が下がり気味な印象になりますが、ひし形なら顔まわりが引き上がって見えます。トップを立ち上げて耳横にボリュームを出すと、髪の長さを問わずひし形がつくれますよ」
正解:トップと耳横にボリュームを出した“ひし形ヘア”
トップをふんわりさせることで分け目も自然にカバーできる。耳横にボリュームを出し襟足に向かってすぼまるシルエットで、顔が引き上がって若々しい印象に。
残念ヘアは……
- トップがぺたんこ
- 分け目や白髪が目立つ
- フォルムが四角く垢抜けない
長めの髪、短めの髪の場合は?
ボリュームゾーンを耳横より少し下に作るとバランスがとれます。
耳横か、その少し上あたりにボリュームをもたせます。
野暮ったい&のっぺり顔を卒業!簡単“好感眉”
眉も肌たるみの影響を受けやすい部分。
「まぶたが下がってくるので、眉と目の間が広がり間延びした老け顔になりがち。“細め、長め”の眉ではその印象を強めてしまいます。眉と目の間を埋めるためにも、下側を太くし、短めに描いてキリッとさせましょう。眉山はゆるやかに描くと、洗練されて見えます」と小島さん。
正解:「太め・短め・ゆる山」の“好感眉”
眉は全体に太め・短めに。眉山は角張るときつく見え、平坦過ぎても野暮ったいので、なだらかな“ゆる山”がベスト。
残念眉は…
- 昔のままの濃い細眉が古くさい印象
- 目と眉の間が開き間延びした目元
- 眉山が角張ってきつそうに見える
髪と眉に悩む読者がチャレンジ!
髪と眉の正解がわかったところで、読者2人も実践してみると、驚きの変化が!
貝崎みちえさん(65歳)
「髪の分け目が気になる。眉も薄くなり、描くとのっぺりした細眉に……」とお悩みだった貝崎さん。髪と眉を変えることでマスクをしていても激変!
佐藤則江さん(65歳)
「顔まわりが重く、垢抜けない髪型。眉は不自然な形に……」とお悩みだった佐藤さんも、髪と眉を整えることで印象がガラリと変わりました。
次回は、読者2人も実践した「お出掛け前1分!理想の“ひし形ヘア”の作り方」を紹介します。
※読者の年齢は撮影当時のものとなります。
取材・文=新井理紗(編集部)、撮影=日高奈々子、イラストレーション=さとうあゆみ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年4月号を再編集しています
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