美のプロ小林照子流!髪と手のアンチエイジング術
2024.02.232023年05月31日
進化した日焼け止めで年齢肌のダメージを徹底回避
最新日焼け止め6選!メイク効果と保湿力UPの逸品
2023年発売の日焼け止め。去年の使いまわしではなく、買い換えないともったいないほど機能が進化しています。メイクアップ効果と保湿力が高まったUVカットケアアイテム6選を、50代美容ライターの中尾慧里さんがご紹介します。
年齢肌には、本格的な紫外線ケアが必要
読者のみなさん。シミやそばかす、シワ、たるみなどのエイジングサインを深刻化させる大きな原因は、紫外線です。ですから、紫外線をブロックするのは美肌のための最低限の方法。雨の日も曇りの日も紫外線は降り注いでいますから、365日24時間(寝ている間はいらないですけど)の気持ちで紫外線(UV)カットを心掛けたいものです。さらには、だんだん日差しが厳しくなってくるので、SPF値の見直しもしてみては?
毎年発売される日焼け止め、今年は何が違うの?
UVカットアイテムは、毎年新作が出ます。もちろん商業的な理由もあるでしょうが、長年研究してやっと登場するといったアイテムもたくさんあります。
肌を巡る状況は日々変わりますし、新たな成分の発見もありますし、化粧品はいろいろと進化しています。去年の日焼け止めがまだ残っているから、と「もったいない精神」で使う人も多いですが(大切なことではあります)、開封済みのものは酸化している可能性が大きいし、去年とはやはりテクスチャーも効果も違うので、ぜひ新しいものを手に取ってみてください。
2023年のUVケアアイテムでいえば、メイク効果が高いものが増えている印象。また我々世代にとってうれしいのが、保湿効果の高さです。UVカットアイテムはなんだか乾燥しがち、と敬遠している人はトライしてみてください。意外と乾燥しがちな首や腕などにも伸ばしておきましょう。
前半3選はメイク効果をプラスしたUVカットアイテム、後半3選は保湿&エイジングケアに特化したアイテムをご紹介します。
【日焼け止め1】コスメデコルテ:肌色補正効果で明るくツヤのある肌に
素肌を美しくトーンアップしてくれるのが、コスメデコルテの「サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC」です。くすみが気になる人は10 ラベンダーローズ、シミや色ムラが気になるなら02 ベージュ、01 ライトベージュで。毛穴カバーもできるので下地としても使えますし、近所にしか出ない日はこれさえ塗っておけばOK。私は01 ライトベージュを下地代わりにしています。
サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC
SPF50+・PA++++ 全3色 各35g 3300円(税込)
問)コスメデコルテ
【日焼け止め2】アリィー:チーク部分のシミ対策になる斬新さ!
肌の高い位置が一番日焼けしやすいもの。年齢的に肝斑も出やすいので、チーク部分は念入りにUVケアしたいという人におすすめなのが、アリィーの「クロノビューティ カラーオンUV」。
UVカットアイテムのチークです。そもそも汗・皮脂・こすれに強いアリィーですから、朝つけたてのまま過ごせます。強い発色ではなくほんのり自然なカラーなので、UVケアを顔全体塗ってからでも、メイク直しで塗り足してもOK。ツヤをさらに足したいときに使えるルーセントタイプもあります。チークは欠かせない私にとって、重宝アイテムのひとつです。
アリィー クロノビューティ カラーオンUV
SPF50+・PA++++ 全3種 各15g 1760円(税込・編集部調べ)
問)カネボウ化粧品
【日焼け止め3】ジバンシイ:見た目のかわいさだけじゃない強い味方
白×ピンクのマーブル模様がキュートなジバンシイの「スキン PFCT UV スティック」。考えられたこの模様は肌に血色感を与え、ほどよいパール感でつややかな肌を演出してくれます。
さらにうれしいのは、スティックタイプだから手をほぼ汚さずにつけられること。顔全体はもちろん、ハイライトとしても、日焼けが気になる部分だけに重ねることも可能です。携帯にも便利だし、SPF50+・PA++++の最強カット力だから、夏休みの旅行にも持っていこうと思います。
ジバンシイ スキン PFCT UV スティック
SPF50+・PA++++ 6710円(税込)
問)パルファム ジバンシイ
【日焼け止め4】クレ・ド・ポー ボーテ:肌に良い光だけを取り込める天才
光とひと口にいっても多種多様あります。中でも、太陽光から肌を守りながらも、肌にいい光だけをセレクトしてくれるのが、クレ・ド・ポー ボーテの「クレームUV n」です。
肌本来の防御力に着目した独自テクノロジーで光を取捨選択。赤色光は、負担をかけずに人間の体の奥まで届く光で、細胞に良い影響を与えることがわかってきているそう。クリームタイプですが、ベタつくことなく逆に潤い感に包まれるような安心感があります。
クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n
SPF50+・PA++++ 50g 1万1000円(税込)
【日焼け止め5】カバーマーク:もはや美容液感覚
紫外線を防ぐだけでなく、日焼けした後の細胞の炎症を防ぐ効果をプラス。それによりコラーゲンを守り、肌のハリ・弾力を守ってくれるのが、カバーマークの「トリートメント デイ クリーム」。
スーッと軽く伸びるみずみずしい使い心地で、UVカットというよりはまるで美容液のような効果を搭載。独自の3層オイルヴェールで自然なツヤ感が出て、一日乾き知らずで気持ちよく過ごせるので、おうちにいる日もコレだけは塗ります。
カバーマーク トリートメント デイ クリーム
SPF50+・PA++++ 50g 8800円(税込)
問)カバーマーク
【日焼け止め6】ソフィーナiP:水分補給し続ける画期的なテクノロジー
2023年に登場したソフィーナiPのUVカットアイテムは、SPF値ではなく肌環境で選ぶというラインがユニーク。乾燥しがちな肌か、皮脂が出やすい肌か、肌環境により2アイテムから選べます。もちろん50代は乾燥が気になる世代なので「スキンケアUV 01乾燥しがちな肌 SPF50+ PA++++」をチョイス。
角層とほぼ同じ厚さのUV防御ベールが、たっぷりの水分を抱えて補給を続けながら紫外線を寄せつけません。。さらに、従来1.4倍もの水溶性成分を配合。また、セラミドケア成分が肌の潤いキープの鍵でもあるセラミドの働きを補ってくれ、これでもかというくらいに乾燥から肌を守ります。肌への密着感がよいクリームタイプというのも、年齢肌にはうれしいですね。
ソフィーナiP スキンケアUV
スキンケアUV 01乾燥しがちな肌 SPF50+ PA++++ 30g
スキンケアUV 02皮脂がでやすい肌 SPF50+ PA+++ 30ml
全2種 各2970円(税込・編集部調べ)
問)花王
※商品と価格は2023年6月現在のものです。