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- ウォーキングで地元紹介!寅さんで有名な「帝釈天」へ
30年にわたり、結婚式の司会者をしてきたMCイルカさん。新型コロナウイルスの影響で、ブライダルの仕事は延期や中止続き。時間に余裕がある今、ウォーキングをしながら、寅さんで有名な帝釈天を紹介してくれました。イルカさんの地元愛が伝わってきます。
日々の日課のウォーキングで帝釈天巡り
毎日の日課、一日1万歩ウォーキングで、今日は柴又・帝釈天に行ってきました。行って帰って、約1万歩、2時間のプチ旅です。我が街、葛飾は人気者の街です。今回は、私、イルカの住む東京・葛飾の人気者巡り第3弾をお届けします。
前回の記事で、葛飾・四ツ木の天才サッカ-少年・大空翼君の漫画「キャプテン翼」について、その前には、葛飾・亀有を舞台にした漫画「こちら葛飾区亀有駅前派出所(通称:こち亀)」の両さんについてお伝えしました。
今回の葛飾の人気者は、口上「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です」で、おなじみのフーテンの寅さんです。寅さんは、「葛飾の三代人気者」と呼ばれる葛飾の代名詞で、日本映画の宝、山田洋次監督の「男はつらいよ」の主人公です。
葛飾を知らなくても、葛飾・柴又となれば、「寅さんの街」と認識している方が多いことでしょう。
私はイベント・結婚式・ラジオの司会者やレポーターでの自己紹介のときに、「フ-テンの寅さんでおなじみの、葛飾・柴又から来ました、イルカです!」と、必ず言っています。寅さんの力は本当に大きく、寅さんのお陰で場が打ち解けたことや、次の仕事につながったことも数しれません。
寅さん役の渥美清さんが亡くなっても、人気に陰りが出ることはなく、テレビでは何十年も再放送、再々放送がされています。
そして、2019年の年末に待ちに待った「男はつらいよ、お帰り寅さん」が、公開されたので、柴又の帝釈天は、たくさんのメディアに取り上げられていました。
京成線・柴又駅を降りると、寅さんと妹のさくらさんの銅像がお出迎えしてくれます。
ここに来ると、「男はつらいよ」イントロが流れてくるような錯覚に陥ります。参道に並ぶ店は寅さんとのエピソ-ドや写真、取材記録など、寅さん一色です。一つ一つのお店を見るだけでも、「男はつらいよ」の世界にに浸れます。
寅さんの実家、おいちゃん・おばちゃんの団子屋の草団子は、柴又の名物になっています。寅さんの生家と言われている高木屋草団子店は、映画の撮影のときは、楽屋や控室として使用されていたそうです。その他にも、数々の草団子屋さんが参道に並んでいますが、あん、草もちそれぞれに特徴があり、好みの草団子を見つけるのもいいのではないでしょうか。
参道の先には 寅さんが産湯に浸かった帝釈天があります。題経寺(だいぎょうじ)が帝釈天の正式名称です。題経寺は日蓮宗の寺院で、「彫刻のお寺」ともいわれ素晴らしい彫刻があるお寺としても有名です。寅さんファンと共に彫刻ファンが彫刻ギャラリーに訪れています。
帝釈天の境内では、お正月はもとより、普段でも、テレビの中継や撮影をよく見掛けます。今日も寅さんのあのお決まりのスタイルをした俳優さんと、さくらさんと思われる衣装を着た女優さんが、撮影部隊を従えて撮影をしていました。
閑散とした柴又の街。少しでも地元に役立ちたい
以前は、観光バスの駐車場には たくさんの観光バスが止まり、京成線が柴又に着くたびに乗客のみなさんが降りてきて、平日でも駅から参道、そして、帝釈天にはたくさんの人が来てにぎわっていました。
それがコロナ禍に入り、駅前にも参道にも帝釈天にも 人がいなくなってしまいました。こんな柴又を見たことがありません。日本はもう復活できないのではないだろうかと思ったくらい、ガラ-ンとした街の光景を見たときにはショックでした。
Go To トラベルキャンペ-ンに東京が加わり、少しはにぎわいが戻ってきましたが、まだまだ寂しい葛飾・柴又です。
イルカの属するブライダルの世界も、秋のシ-ズンではありますが、まだまだです。元には戻らない、いや、戻れないのかも知れません。しかし、前を向いて歩くしかありません。
地元の復興支援も地道な努力をするしかないと思います。今の私にできることは、散歩の途中に、名物・草団子を食べること。ささやかですが、これも地元の復興支援につながると信じています。
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