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- 【PR】病院だからできる巻き爪の矯正治療って?
足の巻き爪で悩む方から「治療は痛そう……」といった心配のお声をよく聞きます。けれど、実際には爪を抜いたりはがしたりすることはなく、処置も短時間。知られざる巻き爪治療のリアルを東京都済生会中央病院皮膚科の川島裕平さんにお伺いしました。
教えてくれた人:川島 裕平(かわしま・ゆうへい)さん
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。東京都済生会中央病院の皮膚科医として、爪専門外来を開設し、巻き爪をはじめとする数々の爪疾患の診療に携わる。患者さんの一人ひとりの要望に合わせ、健康的で美しい爪とともに充実した日々を過ごすことができる、“ネイルウェルビーイング®”の実現に努め、質の高い治療を行っている。
漫画で知る、イマドキの巻き爪治療
「矯正治療」を受けるかどうかは爪の状態を知ってからでOK
巻き爪の治療は「まず自分の爪の状態を正しく知るところから始まります」と川島さんは言います。「巻き爪とは、爪が内側に過度に巻き込んだ変形のことを指しますが、実は“このくらい巻いたら巻き爪”という正確な定義はありません。そのため、痛みがある場合もあれば、ない場合も巻き爪と呼ぶことがあります。一方、巻き爪とは別に、爪の端が皮膚に刺さって炎症を起こす“陥入爪(かんにゅうそう)”という病気もあります。巻き爪の治療の主流となるのは矯正治療ですが、爪の疾患はさまざまで、例えば陥入爪を合併していて炎症が強い場合はすぐに矯正治療を実施できないときもあるので、まずは医療機関での正確な診断のもと、今の爪の状態を正しく知ることが大切です」
また、矯正治療は、自費診療(保険外診療)となるため、患者さんの合意がない場合は実施することはないと川島さん。「矯正治療は何だか怖い……」という人でも、まずは爪の状態を知り、それから治療をするかどうか決めることができます。
「当院でも、巻き爪と診断した場合、まず爪にトラブルが起きている原因などをお伝えした上で、患者さんの要望を聞きながら治療の選択肢を提案していきます。例えば、初診時に“爪が食い込んで痛い”と訴えている患者さんには、まずは応急処置として、医療用の爪切りで食い込んでいる部分だけをカットする治療を提案します。ですが、それだけでは根本的な解決にならず、原因が巻き爪である場合、爪が伸びればまた同じように痛みが生じてしまいます。だから、爪の矯正治療も提案するのです」と川島さん。
「こんなに早く楽になるなんて!」の声も。矯正治療の流れとは?
巻き爪の矯正治療は、変形してしまった爪を本来の形に近づけるように矯正するもので、さまざまな矯正具があります。医師の診断のもと、爪の厚みや長さ、形、生活スタイルに応じて、爪の状態に合う適切な治療法が選択されます。
「痛みはほとんどなく、治療時間も短く済みます。ご覧のように爪に矯正具をつけますが、基本的に麻酔の必要もありません。治療時も治療後も痛みを生じないどころか、むしろ器具を付けた瞬間から、爪による圧迫が弱まることで痛みが軽減されるため、“もっと早く治療しておけばよかった”と言われる患者さんが多いです。装着後は徐々に巻いていた爪が開いてくるので、“想像以上にラクになった”という声もたくさんいただきます」(川島さん)
さらに川島さんは「最近は治療法も進化している」とも。「これまで矯正治療は3~6カ月と長い治療期間を要していましたが、矯正治療をサポートする新しい塗り薬の登場によって、治療期間を短縮できるようになりました」と続けます。
外用薬を併用する方法
一時的に爪をやわらかくする専用の薬剤を矯正治療に追加して使い、治療期間を短くする方法です。治った後も再発しにくくなります。器具によっては併用できない場合もあります。
巻き爪の矯正治療は、処置後の日常生活の制限や通院の負担もほとんどないのだそう。
「矯正治療の処置は、片足15分もあれば終了します。あとは、足の爪に矯正具が装着されていることに慣れていただき、矯正具が外れないように注意していただいています」(川島さん)
矯正治療は、健康的な未来への先行投資
巻き爪の矯正治療は、いずれの方法も自費診療(保険外診療)のため、治療法や料金は医療機関によって異なります。保険がきかないと思うと足踏みされてしまう方もいるかもしれませんが、川島さんは「未来の健康」を見据えてほしいと言います。
「 “爪”だけに着目すると、“たかが爪”と感じるかもしれませんが、今や人生100年時代。そうなると、ただ生きているだけではなく、いかに毎日を楽しみながら健康的に生きるかが重要になってきます。高齢になっても自分の足でどこにだって出かけて、買い物や旅行、友人や家族との外食、そういった“ごく当たり前の日常”を楽しみたいですよね。爪は歩行を支える重要な役割を担っているので、健康寿命にも大きく関わります。つまり、巻き爪の矯正をすることは、将来の健康にもつながるのです。“痛み”で悩まれる患者さんがほとんどですが、見た目を気にされる方もいます。そうした方も巻き爪が解消されれば、ネイルやサンダルなど、どんどんおしゃれを楽しんで前向きになれます。そう考えると、“たかが爪”から“されど爪”と感じるのではないでしょうか」(川島さん)
さらに、病院では巻き爪の根本的な改善のサポートもされているのだそう。
「巻き爪の原因には、歩行量が少ないといった生活習慣などが挙げられます。爪は本来、歩く時に足指が地面からの力を受けることによって通常のアーチ形を保っていますが、歩かない生活を続けていると、地面からの反発を受けずに、爪が内側に巻いてきてしまう性質があるのです。そのため、矯正治療を終えた後も、足指にしっかり体重がかかるような歩行や、正しい靴選び・爪の切り方などを説明しています。正しい生活習慣を身に着けていただくことで、理想的な爪の形を長く保つことを目指しています」(川島さん)
悩みのある方に対して、川島さんは、「不安があれば、気軽に相談してほしい」と言います。
「巻き爪なんかで医療機関を受診していいのかな?と遠慮がちにされる方もいます。ですが、治療をすれば見た目がキレイになりますし、症状が軽いうちに始めた方が短期間で治療できます。ニキビが気になる方が皮膚科に行くのと同じように、痛みがなくても受診して良いんです。また、巻き爪のケアや補正は、街中のサロンなどでも行われていたり、ご自身で装着が可能な矯正器具がインターネットで販売されていたりしますが、爪の痛みの原因が巻き爪であるとは限らず、思わぬ病気が隠れているケースもあるため、まずは爪を診ている医療機関を受診して治療法について相談することをおすすめします。これからの日常をより快適に、80代・90代・100歳になっても元気に歩んでいくためにも、巻き爪に悩んでいる方はぜひ医療機関にご相談ください」(川島さん)
巻き爪の相談ができる医療機関はここからチェック!
どこに相談したらいいかわからないという方のために、ご自宅近くで巻き爪の相談ができる医療機関を検索できるサイトがあります。巻き爪は、悪化する前に早めに受診することが大切です。この機会に受診を検討してみてはいかがでしょうか。
■提供/マルホ株式会社
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