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2021年04月01日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近は、おうちにこもって読書を楽しむことが多いワタシ。SNSで誰かがおすすめしている小説や啓発本などをインターネットでポチッと買ってしまうのですが、本当は図書館でゆっくり選びたいんですよね~。本屋さんもいいけれど、図書館には新刊ではなくても興味深い本に出合えたりするから、図書館が好きです。 そういえば、人気のある図書館ってあるのかしら? 気になったので早速調べてみます!
日本図書館協会の集計によると、2019年度の図書館利用者数、個人貸出冊数ともに全国1位に輝いたのは、高知県・高知市にある「オーテピア高知図書館」でした。
「オーテピア高知図書館」は、2018年7月に高知県立図書館、高知市民図書館本館を合築して生まれた図書館等複合施設「オーテピア」の一部。「オーテピア」は、オーテピア高知図書館の他に、「オーテピア高知声と点字の図書館」、「高知みらい科学館」の3つの施設からなります。
2019年度にオーテピア高知図書館が1位になった背景には複合施設の利用者数も合算されていることで、共同運営で蔵書を増やせたことなどが影響しているようですが、企画展、読書会、上映会などの工夫を凝らしたイベントが毎日のように開催されており、好評を博していることも影響していると高知新聞が伝えています。
図書館利用者数、個人貸出冊数ともに、14年連続(2001~2018年度)で日本一の図書館、「岡山県立図書館」は、2019年度は2位という結果に。
岡山県立図書館では、「児童資料部門」「郷土資料部門」「人文科学資料部門」「社会科学資料部門」「自然科学・産業資料部門」「ティーンズコーナー」などのジャンル別に、それぞれテーマを設け1か月程度展示しており、人気なのだとか。また、子ども向けのおはなし会や、図書館の裏側を係員が案内してくれるイベントなどが積極的に開催されています。
しかし、コロナ禍の影響を受け、入館者数は前年度比3.1%減、個人貸出冊数も3%減となり、14年間守ってきた1位の座を明け渡すことになったそうです。
日本一本がある図書館も気になったので、調べてみました! 蔵書数1位は「国立国会図書館」で、4491万点もの書籍を有しているそうです。本館は東京・永田町にあり、関西館が京都府・相楽郡精華町に、国際子ども図書館は東京・上野にあります。
国立国会図書館は、国会に属する唯一の図書館で、「議員の調査研究に資するため」設置されています。国立国会図書館法により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられているため、蔵書数が多いのです。
ハードルが高そうな国立国会図書館ですが、本館・関西館は18歳以上であれば誰でも入館できます(子ども同伴での入館はできません)。
コロナが落ち着いたら、遠くの図書館にも足を伸ばして、新たな本との出合いを楽しみたいですね!
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参照:高知新聞
イラスト:飛田冬子