素朴な疑問新型コロナ対策で効率的に部屋を換気する方法とは?

公開日:2021/02/08

 

新型コロナ対策で効率的に部屋を換気する方法とは?
新型コロナ対策で効率的に部屋を換気する方法とは?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

コロナ禍の冬、特に換気に気を付けるようテレビやネットでも呼び掛けています。でも冬場に窓を開けるのって、やっぱりためらってしまいます。せっかく暖まった室内が寒くなってしまいそう。できるだけ効率よく短時間で換気する方法を取りたいものですよね。どのような窓の開け方をすれば、効果的に換気ができるのでしょうか? 早速調べてみました!

 

政府が推奨する3密を避ける部屋の換気について

換気扇

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府はいわゆる「3密(密閉・密集・密接)」にならないことを推奨しています。よく聞かれるようになった「3密」ですが、ここであらためてどのような状態を避けるべきなのか確認しておきましょう。
 

密閉

部屋の広さに関わらず、換気の回数が重要です。エアコンや換気扇を活用して室内の換気効果を維持する、1部屋当たりの人数を減らすことなどが有効です。1時間に2回以上を目安に、2方向の窓を全開にして、1回につき数分程度開けましょう。
 

密集

多くの人が1か所に集まるのを避ける必要があります。手を伸ばして届かない距離(約2m以上)を維持する、飲食店では真向かいに座らず、互い違いに座るなど、距離を確保する工夫をしましょう。

 

密接

密接した状態で会話をすると、ウイルスを含んだ飛沫が飛び散りやすくなります。会話をするときは十分な距離を保ち、マスクを着用する。エレベーターや電車での会話を避ける、大人数での会食に参加しないなどの配慮が必要です。

 

冬になると換気の回数が減りがちですが、密閉を避けるためには確実に換気をしなくてはいけません。そこで、寒い時期でも行いやすい換気の方法を調べてみました。

 

効率のよい部屋の換気の仕方

サーキュレーター

先にご紹介した政府の推奨する換気には、「2方向の窓を開けること」とあります。これは空気の入り口と出口をつくるためです。特に対角に配置された窓を開けることで、室内全体の空気をむらなく循環させることができるのです。

 

YKKap株式会社のシミュレーションによると、対角配置の窓を2か所開けることで換気効果が10倍になったというデータもあります。換気をするときは部屋の構造に合わせて窓を開ける場所を選ぶようにしたいですね。

 

換気効果をアップさせるには、風向きも利用してより多くの空気を取り入れましょう。風が正面から入ってくる窓を開けると、より短い時間で部屋の空気を入れ替えることができます。風が穏やかな日や風向きが正面を向いていない日は、少し長めに窓を開けましょう。

 

部屋の構造的にどうしても窓が1か所しかないという場合は、ドアを開け、換気扇やサーキュレーターを活用しましょう。サーキュレーターなどを窓に向けて動かし、部屋の空気を外へ送り出す流れをつくります。冬は風が強い日も多いので、夏や春より短い時間でも十分な換気ができるそうです。

 

つい、おっくうになりがちな冬の換気。効率よく部屋の空気を入れ替えて、感染症予防とリフレッシュに役立てたいですね。
 

 

 

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参照:YKK AP株式会社

   ウェザーニュース

   生活110番

   厚生労働省

 

ちょっと寒いけど、我慢して換気しましょう。
ちょっと寒いけど、我慢して換気しましょう。

 

イラスト:飛田冬子

 


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