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2021年02月18日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
我が家では、朝食にパンをよく食べます。今日は、バナナを食パンにのせてトーストしたものとコーヒーを一緒にいただきました。この組み合わせにしたのは、バナナとコーヒーが血圧にいいと聞いたからなのです。いったい、どのような効果があるのでしょうか? 調べてみたいと思います。
バナナには、カリウムとGABA(ギャバ)という成分が含まれています。高血圧の原因の一つに食塩の取り過ぎがあります。バナナに含まれるカリウムは、その取り過ぎた塩分(ナトリウム)を排出し高血圧を防ぐ効果があるといわれています。
交感神経が活発になって血管が収縮すると、血圧が上昇します。GABA(ギャバ)は、血管を収縮させる神経伝達物質(ノルアドレナリン)を抑える効果があります。GABAの働きにより血管の収縮が抑えられた結果、血圧が下がるとされています。
コーヒーに含まれる成分といえばカフェイン。カフェインを取ると直後は血管が収縮しますが、利尿作用が働き尿の排出量が増加することで、血液に含まれる過剰な水分も一緒に排出されるので、その結果血圧が安定します。
また、コーヒーには、ポリフェノールの一種「クロロゲン酸」がカフェインより多く含まれています。クロロゲンの持つ抗酸化作用が、血糖値の上昇や脂肪の吸収を抑えるのに有効です。これらの理由から、コーヒーを飲むと血圧の状態が改善されることがわかってきたのです。
2018年12月11日に放送された教養バラエティー番組『教えてもらう前と後』(TBS系)で東京慈恵会医科大学付属病院の赤石定典さんが、バナナとコーヒーを一緒に取ることを紹介。番組内で高血圧が改善された傾向が見られていました。。
バナナとコーヒーのおすすめの取り方を紹介します。
バナナは、皮が黒くなったものを食べるとより効果的です。黒くなるまで熟すと、酵素やポリフェノールが増加する他、蔗糖(しょとう)が果糖に変化するため、高血圧の予防と改善により効果があるからです。
コーヒーは、無調整の豆乳を加えてソイラテとして飲むのがおすすめ。豆乳の大豆サポニンには、抗酸化作用と高血圧の改善効果があり、一緒に取ることで相乗効果が得られます。また、コーヒーは、インスタントの方がカリウムが多く含まれているそうですよ。
※カリウムの摂取制限が必要な人は、摂取量に注意してください。また、カフェインの取り過ぎにも注意してください。
バナナとコーヒーが血圧にいい理由がわかりました。高血圧予防として、ダンナさんと一緒にバナナとコーヒーを取っていこうと思います。
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参照:特選街web
イラスト:飛田冬子