こんにちは!好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、バナナジュースの専門店が増えているというニュースを見ました。バナナは家で手軽に食べられる果物のイメージでしかなかったから、お店でわざわざ買って飲むなんて……。でも、きっとこの人気には、秘密があるはず。早速調べてみました!
バナナジュースが注目されている理由
どうやら、バナナジュースの人気は、大流行したタピオカの次に来ているようです。タピオカミルクティーのカロリーが意外と高く、糖分過多になってしまうことが気になった人たちが、もっとヘルシーなドリンクを求めてバナナジュースに着目しているのだとか。もちろん、バナナに含まれる栄養素とその効果にも期待が高いようです。
バナナの栄養効果とは
バナナには、糖質、食物繊維、たんぱく質の他に、いろいろな種類のビタミン、ミネラルも含まれています。バナナに含まれる、美容と健康にいい栄養素をまとめてみました。
- カリウム
ナトリウム(塩分)と互いに作用する栄養素。体内の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみの解消や血圧の調整に働きます。
- 糖質
バナナには、でんぷん、ブドウ糖、果糖、ショ糖などさまざまな糖質が含まれていて、体内で消化・吸収されるスピードがそれぞれ異なるので、腹持ちがよいのがメリットです。
- 食物繊維
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、バナナには不溶性の食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は、便のかさを増やして腸の働きを刺激して、便通を促してくれます。
- ポリフェノール
抗酸化作用が期待できます。熟したバナナほどポリフェノールの含有量が多いので、茶色い点(シュガースポット)が現れているバナナを食べるのがおすすめです。
- トリプトファン
必須アミノ酸の一つで、脳内の神経伝達物質「セロトニン」の基になります。精神を落ち着かせたり、睡眠を促す働きがあるといわれています。
簡単! バナナジュースの作り方
自宅でも簡単にバナナジュースが作れます。よく熟れたバナナを使うと砂糖なしでも十分に甘いジュースになります。
材料(1人分)
- 冷凍バナナ……2本
- 牛乳……200mL(重めなバナナジュースが好みの場合は、牛乳を150mLにする)
作り方
- 冷凍したバナナを常温で2~3分おいてから、小口切りにする。
- ミキサーに牛乳とバナナを入れて撹拌すれば、完成。ミキサーは、攪拌具合を見ながら、3~4回ボタンを押す程度にしておく。混ぜ過ぎないのがポイント。
おいしく作るポイント
- あらかじめバナナの全体にシュガースポットが出ているものを選ぶ。もしくは常温に置いておき、熟度を上げておいてから冷凍する。熟したバナナの皮をむいて、冷凍しておくのもよい(冷凍してから数日以内に使い切ること)。
- ミキサーがない場合は、ボウルにバナナを入れて泡立て器で押し潰し、トロリとしてきたら牛乳を加えて撹拌し、ペースト状にする。
これからは、小腹がすいたら、おかしを食べないでバナナジュースを飲むことにしましょ。
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参照:プレデリスタイル
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イラスト:飛田冬子