こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
「最近、よく卵を冷凍しているのよ」と友人がメールをくれました。「え!卵って冷凍できるの?」。友人の話だと、卵を冷凍することで、黄身がもちもちでクリーミーな風味の卵料理が楽しめるとか。
卵が冷凍できるなんて、知らなかったワタシ。冷凍卵について調べてみたくなりました!
冷凍卵の作り方と食べ方
冷凍卵の作り方
- 冷凍すると卵が膨張してヒビが入ることがあるため、生卵を殻ごとラップでふんわりと包みます。
- ラップで包んだ生卵を、プラスチック製保存袋に入れます。
- 冷凍庫に入れ、一晩または一日以上時間を置けば完成です。
注意点
卵に付いた汚れは、キッチンペーパーなどで拭き取るようにします。水で洗うと雑菌が入り込む場合があるので、衛生面に注意しましょう。
冷凍卵を解凍する方法
- 流水で解凍する場合
殻を剥いてプラスチック製保存袋に入れ、流水で解凍する。
- 自然解凍をする場合
冷凍庫から出し、室温に1時間ほど置いて自然解凍する。
※電子レンジでの解凍は、沸騰して高圧となった黄身が爆発を起こすことがあるので、やめましょう。
※調理法(ハンバーグの中に入れるときなど)によっては、凍ったのままの卵(殻をむいて)を使用することもできます。
冷凍卵の食べ方
- 卵かけごはん
解凍した卵で卵かけごはんにすると、もちもちでクリーミーな黄身の風味が楽しめます。卵かけごはんのアレンジとして、焼いたベーコンをのせ、粉チーズと黒こしょうをかけるとカルボナーラ風に、炒りゴマや焼きのりをトッピングしてラー油をかけると中華風になります。
- 卵入りハンバーグ
冷凍卵の殻をむき、凍ったままハンバーグの具材の中に入れて焼きます。ゆで卵を作る手間が省けます。ハンバーグを切ると中から卵がとろりと溶け出します。
- ミニ目玉焼き
冷凍のまま殻をむいて半分に切ってフライパンで焼くと、ミニサイズの目玉焼きが2個作れます。
冷凍卵の賞味期限
卵かけごはんなど生の状態で食べるときは、生卵と同じ賞味期限(2週間程度)になります。加熱して食べる場合でも、1か月以内に食べ切るようにしてください。
ゆで卵、炒り卵、卵焼きの冷凍保存
生の卵が冷凍できることはわかりましたが、ゆで卵やいり卵、卵焼きは冷凍保存に向いているのでしょうか? 調べてみました!
- ゆで卵は冷凍保存すると、白身がパサパサになり風味が落ちるため、冷凍にはあまり向いていません。
- いり卵(錦糸卵も)は、1回に使用する分をラップで包みプラスチック製保存袋に入れて冷凍します。冷凍庫で2週間ほど保存が可能。冷蔵庫または常温で自然解凍し、早めに使い切ります。
- 卵焼きは、通常の大きさで冷凍保存すると水分が抜けて風味が落ちやすくなるので、小さめサイズで焼きましょう。卵1個に対して砂糖小さじ2と塩少しを加えて、3cm程度の厚み(長径)になるように焼き、一つずつラップで包みプラスチック製保存袋に入れて冷凍すれば風味が保てます。こちらも冷凍庫で2週間ほど保存が可能。冷蔵庫または常温で自然解凍し、早めに食べるようにします。
卵を冷凍させることで、料理のレパートリーも広がりそう! ワタシは、卵かけごはんを試してみたいと思っています。
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参照:株式会社ニチレイフーズ
グルメノート
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イラスト:飛田冬子