公開日:2020/10/30

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素朴な疑問

抗菌、除菌、滅菌、殺菌の違いって何?

 

除菌、抗菌、滅菌、殺菌の違いって何?
除菌、抗菌、滅菌、殺菌の違いって何?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

まだまだ新型コロナウイルスの感染が心配です。しっかり感染予防をしたいですね。特に手洗いや手指の消毒は欠かせません。

 

手洗い・消毒といえば、ハンドソープやウエットティッシュに「抗菌」「除菌」「滅菌」「殺菌」などの表示がありますよね。でも、この4つの違いがイマイチよくわかりません。気になったので、調べてみることにしました!

 

抗菌・除菌・滅菌・殺菌の定義


手や物の表面に着いた細菌は、何も対策をしなければどんどん増殖してしまいます。抗菌・除菌・滅菌・殺菌は、付着した細菌にどう働きかけるかという違いです。

  1. 抗菌は「細菌の増殖を防ぐ」。
  2. 除菌は「細菌を排除する・取り除く」。
  3. 滅菌は「細菌を完全に殺す」。
  4. 殺菌は「細菌を殺すこと」。殺菌の中には、「滅菌(めっきん)」「消毒」という分類がある。

 

病原性の有無に関わらず、「すべての微生物を殺すこと」を滅菌といって、高圧水蒸気や強い消毒薬で処理するなどして完全に微生物を死滅させます。消毒は、病原性のある細菌(病原菌)を、感染症を防げる程度まで殺すことです。

 

ただし、滅菌・消毒・殺菌という効果・効能を表示できるのは、薬事法(現・医薬品医療機器法)に基づいて厚生労働省によって承認されたもののみ。消毒剤などの「医薬品」や、薬用石けんなどの「医薬部外品」がそれに当たります。

 

滅菌や殺菌の効果があるハンドソープやウエットティッシュでも、承認を受けていなければ、除菌と表示されます。

 

まとめると、抗菌・除菌は細菌を殺しませんが、増殖を防ぎます。一方、殺菌(滅菌・消毒)は細菌を殺します。

 

菌に作用する強さは、抗菌<除菌<消毒<滅菌ということになります。
※殺菌には消毒と滅菌が含まれる。

 

抗菌・除菌効果のあるウエットティッシュで手を拭いても、完全に細菌を取り除いて安心だという状態にはならないということになります。感染予防には、やはり丁寧な手洗いが欠かせません。

 

新型コロナ感染予防のための手洗い法


新型コロナウイルスの感染を予防するために、帰宅後、調理前、食事前に、しっかりと手洗いをしましょう。ここで、厚生労働省が示す正しい手洗いを説明しますね。

 

まず指輪や時計などを外します。次に、流水で手を濡らしてから、せっけんを泡立て、手のひら、手の甲、指先・爪の間、指の間を、順にこすり洗いします。さらに、親指と手のひらをねじり洗いし、手首を洗いましょう。最後にせっけんを十分に水で洗い流したら、すぐに清潔なタオルでしっかりと水分を拭き取ります。これで、正しい手洗いは完了です。

 

また、お店や施設に入るとき、入り口に用意されているアルコールがあれば、しっかり手指を消毒しましょう。

 

手洗いや手の消毒だけでなく。空気の密閉・人の密集・密接する場面という「3つの密」を避け、外出する際はできるだけマスクをしましょう。感染予防の基本ルールをしっかり守って、自分の、他の人の身を守りましょう。
 

 

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参照:朝日新聞デジタル

   For your LIFE

   厚生労働省 新型コロナウイルス感染症の予防法

   厚生労働省 手洗い

 

「除菌」「抗菌」「滅菌」「殺菌」……違いを説明できれば雑学力もアップするわね!
抗菌、除菌、滅菌、殺菌の違いを説明できれば、雑学力もアップするわね!

 

イラスト:飛田冬子

 


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