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素朴な疑問日本で一番人気がある移住先は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、「田舎へ引っ越そうかと思って」なんて言葉をよく耳にするようになりました。定年を機に都会を離れて自然の中でゆったりしたセカンドライフを、と考えている人は少なくないようですね。東京で暮らしているワタシも田舎暮らしに対する憧れがあります(ダンナさんには話してないけど……)。思い立ったが吉日、早速、地方移住について調べてみました!
地方移住が増えている背景
地方への移住支援や情報提供を行っている認定NPO法人ふるさと回帰支援センターによると、2019年に同センターに寄せられた移住相談数は4万9401件で、前年より20%増えたのだとか。また、これまで移住相談に訪れる人は20~30代と若い層が多かったのが、2019年は40代から70代までの全世代で相談者が少しずつ増加したとのこと。2020年は、コロナ感染拡大の影響で相談件数は約3万8000件に減ったそうですが、それでも多いですよね。
地方移住を希望する理由はさまざまですが、最近は地方自治体の移住支援策が充実していることも背景にあるようです。Uターンの人や移住する人に補助金を支給したり、就職・結婚・出産などに支援サービスを用意したりして、移住しやすい環境をつくっているそう。確かに、人生のターニングポイントを応援してくれると移住しやすくなるわね!
どんな地域が移住先として人気なのか気になるところ。ふるさと回帰支援センターが調査した「2020年移住希望地域ランキング」をチェックしてみました。コロナ禍のため、窓口相談者とセミナー参加者に分けてランキングが出ています。違いがあるところにも注目です。
人気移住先TOP3
1位 静岡県(窓口相談者)、和歌山県(セミナー参加者)
5年連続で5位以内にランクインしていた静岡県が、ついに1位に。コロナ禍でオンライン出張相談会に切り替えるなど体制をいち早く整えていたことも要因のようです。静岡は落ち着いた環境の中で穏やかに生活したい人に根強い人気を誇る移住地。世界文化遺産の富士山をはじめ山、川、海と多彩な自然に恵まれ、1年を通じて気温差が少ない温暖な気候が特徴ですね。
それでいて、東海道新幹線の停車駅が多く、また、新東名高速道路が開通したことで、車での移動もさらに便利に。東京と名古屋に挟まれ都市部へアクセスしやすいのも人気の理由の一つです。静岡県の移住情報は、移住・定住情報サイト「ゆとりすと静岡」を。
セミナー参加者の選んだ1位は、和歌山県。2019年は13位だったので、大きくジャンプアップ!さまざまなテーマのオンラインイベントを多数開催したことが、ライト層に好評だったようです。移住情報はWEBサイト「わかやまLIFE」を。
2位 山梨県(窓口相談者)、広島県(セミナー参加者)
山梨県は、東京にも近く、豊かな自然にあふれ、富士山や八ヶ岳、南アルプスの雄大な景色、そして移住支援制度(住まい、就職、教育)が充実している点が人気に秘密のようです。情報は「山梨県移住・定住総合ポータルサイト」をご覧ください。
広島県は2019年に初のTOP3にランクインを果たしました。穏やかな瀬戸内海から内陸の豪雪地帯まで変化に富んだ自然が広がり、海暮らし、山暮らし、島暮らしと環境に合わせて移住先を選べる選択肢の多さが人気の秘密。広島カープファンが移り住む「カープ移住」も話題です。広島県移住情報は、ひろしま移住メディア「HIROBIRO.」をチェック。
3位 長野県(窓口相談者)、佐賀県(セミナー参加者)
年代を問わず人気な長野県が3位に。日本の屋根ともいわれる雄大な山々に囲まれ、軽井沢や蓼科(たてしな)など有名リゾートも多数。変化に富んだ多彩なエリアから、希望に合わせて移住先を選べるところが人気です。
77市町村それぞれが特徴ある移住支援を行っていて、世代ごとのニーズに合わせて手厚いサポートを受けられるのも高ポイント。長野県移住ポータルサイト「楽園信州」を見れば、移住に関するさまざまな情報を得ることができます。
佐賀県は、博多まで特急電車で約40分と好アクセスで、玄界灘と有明海に面し自然も豊か。犯罪件数や自然災害が少なく、安心して暮らせる街をアピールしています。佐賀市は、野村総合研究所が実施した成長可能性都市ランキングで「都市の暮らしやすさランキング1位」にもなっており注目されています。情報を得るなら、佐賀県移住情報ポータルサイト「サガスマイル」で。
移住後、地元のコミュニティーにスムーズになじめるかどうかや、働ける場所や住む家はすぐに見つかるか、移住後の生活をサポートしてもらえるかなど、移住先の検討の際に重要なポイントをしっかり確認して決めたいですね。
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イラスト:飛田冬子
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