- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- 日本人はA型が多いけど、世界で一番多い血液型は?
素朴な疑問日本人はA型が多いけど、世界で一番多い血液型は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
新型コロナウイルスは、血液型によって重症化のリスクが異なるという新たな研究結果が発表されたというニュースを目にしました。
これは、さまざまな研究分野から日本を代表する科学者が横断的に結集した共同研究チーム「コロナ制圧タスクフォース」の研究発表なのですが、それによると、日本人はAB型が症状が重症化するリスクが最も高く、逆にO型は低いんだとか……。
日本人にはA型が多いと聞いたことはありますが、他の国の血液型については気に掛けたことがなかったワタシ。そこで、世界で一番多い血液型について調べてみることにしました。
一般的な血液型とは「ABO式血液型」
現在世界で使われているABO型の血液型が発見されたのは、1900(明治33)年のことなのだそうです。発見したのは、オーストリアのカール・ラントシュタイナーという研究者。
血液型の違いが発見された当時は、A型、B型、C型で分類していましたが、C型はA型とB型が持っている抗原をどちらも持ち合わせていない型だっため「持っていない=0(ゼロ)型」となったようです。その「0(ゼロ)型」がやがて「O(オー)型」と呼ばれるようになり、「ABO式血液型」として世界に広まったのだそう。
日本人の血液型の割合は?また世界全体での割合は?
日本の血液型の分布は、A型が38.2%、O型30.5%、B型21.9%、AB型9.4%(2013年)なのだそうです。ほぼ、4:3:2:1の割合ですね。ただ日本の場合は、A型が多いとはいえ、O型とB型もある程度の割合があるため、多様性にも富んでいるといわれているようです。
調べてみると、日本と同様にA型が多いのは、フランス、ドイツ、ハンガリーなど、B型が最も多いのはインドとなっています。O型が多いのは、アメリカ、ケニア、オーストラリア、スコットランドなど。中南米は特にO型の比率が高く、なんと驚くべきことに、コロンビアとベネズエラではO型が100%! O型の人しかいません。世界的に見るとO型が多い国が一番多く、A型、B型がそれに続く結果となっています。
というわけで世界で一番多い血液型は、O型ということがわかりました! 地域によって血液型に偏りがあるのは、そこに最初に住み着いた人間たちの血液型がそのまま起因していると考えられています。
血液型の性格診断はアジアだけ?
中学生の頃は、血液型で占う性格診断が流行していたものです。A型の性格といえば、真面目で優しくて気配りが利く、それに几帳面などといわれていますが、実際はどうなのでしょうね。血液型の性格判断には科学的根拠はなくて、印象批評的なものだそうです。
ちなみに、血液型の性格診断があるのはアジア圏だけとか。大人になった今となっては、A型とかB型とかの話題でキャーキャー盛り上がっていた中学生の頃がちょっと懐かしい!
■人気記事はこちら!
- 脇で体温を測ると左右差が出るのはなぜ?
- 効果的な目薬の差し方は?
- 熱いものを食べると鼻水が出るのはなぜ?
- コーヒーカップの受け皿って、何のためにあるの?
- いつも閉店セール中のお店は問題にならないの?
- 知ってるようで実は知らない?素朴な疑問ランキング ベスト100
イラスト:飛田冬子
- いいね 184
- びっくり 19
- 役に立つ 20
- 泣ける 15
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?