素朴な疑問おいしさをキープ!パンの保存方法とは?

公開日:2020/07/15 更新日:2021/11/25

 

おいしさをキープ!パンの保存方法とは?
おいしさをキープ!パンの保存方法とは?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

買っておいたパンを食べたら、何となくパサついていてがっかり……。袋の口を縛っておく以外に、パンのおいしさをキープする保存方法はないのかしら? 早速調べてみました!
 

パンを冷凍保存する方法


パンを常温で保存するときは、水分が抜けないようにしっかりと封をして、湿気が少なく、直射日光の当たらないところに置きましょう。また、パンは周囲のにおいを吸い込んでしまうので、においの強いもののそばに置くのは厳禁です。

 

季節によってはカビが生える可能性があるので、2日以内に食べ切るのがいいそうです。でも、2日以内に食べ切れないときの保存はどうしたらいいのかしら?

 

よく冷蔵庫でパンを保存すると聞きますが、だめなんですって。冷蔵庫は乾燥しているので、常温保存より水分が抜けやすく、パンに含まれたデンプンの老化を進め、味や風味を損なうのだそうです。

 

パンのおいしさをキープするには、冷凍保存がベストです。冷凍保存する期間は1か月が目安とされていますが、新鮮な味を楽しみたいのなら、冷凍してから2週間以内に食べるのがおすすめ。冷凍保存するときは、パンをラップで包んで小分けにしてから、つぶれないように空気を抜いた保存袋に入れるのがポイントです。

 

食パンは、1~2枚に小分けしてラップで包みます。2枚の場合は重ねてラップに包みましょう。そうすることで、冷凍庫の臭いの吸収や、乾燥を和らげられるそうです。バゲットは、トースト、サンドイッチなどの用途に応じて、輪切りや縦切りにカットしてラップで包んでから冷凍保存します。クロワッサンも、同様に1個ずつ包んで保存袋に入れますが、柔らかくてつぶれやすいので注意が必要です。

 

冷凍保存したパンをおいしく食べる方法

 

焼くのは基本的にオーブントースターがおすすめです。なければ、フライパン、魚焼きグリル、焼き網などでも代用できます。

 

冷凍したパンをおいしく焼く方法は、パンの種類によって違います。食パンは、まず、200℃で3分程度を目安にトースター(1000wの場合)を予熱します。凍ったままの状態で、6枚切りの場合200℃のトースターで4分から4分半焼きましょう。

 

バゲットは、凍ったまま焼くと硬くなりやすいので、自然解凍しておきましょう。焼く前に、200℃で3分程トースターを予熱してから、パンをアルミホイルで覆い、様子を見ながら2分~3分半焼きます。

 

クロワッサンも自然解凍してから焼きます。バターや糖分が多く焦げやすいので、必ずアルミホイルで包んで焼きます。100℃で3分ほどトースターを予熱し、それから、アルミホイルで全体を包み、120℃のトースターで7〜8分程度焼きます。

 

焼いてから2分ほど置いて食べると、いったん溶けたバターが固まって、サクサクした食感とバターの風味が楽しめます。

 

冷凍保存したパンをおいしく焼くテクニック

冷凍保存したパンを自然解凍する場合は、ラップを外して、パンを麻や綿の布巾で包みます。これは、ラップの内側にできた「霜」が溶けてパンに付着したり、浸透するのを防ぐためなんですって。時間がないときは、レンジで数十秒温めると解凍できます。

 

パンにしっとり感が足りない場合は、霧吹きで軽く湿らせてからトーストしましょう。水分を補うことで、しっとり感がよみがえります。


これからは、その日のうちに食べ切れないパンは迷わず冷凍保存します! 冷凍すれば、おいしさが保てるし、カビが生える心配もないし。そうそう、保存袋には、冷凍した日付を書いておくといいわね。

 

 

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参照:株式会社ニチレイフーズ

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イラスト:飛田冬子

 


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