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2020年05月23日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
YouTubeで懐かしい「トレンディドラマ」を発見して、気が付いたら最終話まで見てしまったワタシです。娘にその話をしたら、「トレンディドラマって何?」ですって。うまく説明するのが難しかったので、ちゃんと調べることにしました!
トレンディドラマが制作・放送されていたのは、主に1988~1990年のバブル景気時代です。当時の最先端のトレンドが盛り込まれていたので、トレンディドラマと呼ばれました。それまでの日本のドラマは、昔ながらのホームドラマや業界ドラマ(テレビや音楽業界など)が多かったそうです。
トレンディドラマで主に描かれていたのは、都会に暮らす若者たちの恋愛や仕事といったライフスタイル。広いマンション、はやりの店、かっこいい職業、ブランド品……バブル時代の若者にとって、まさに憧れの世界でした。ちなみに、やたらと街中のシーンが多かったのは、ちょうどこの頃、撮影に使うカメラが小型化したからだそう。
ターゲットは「F1層」と呼ばれる20~34歳の女性だったため、若手俳優や女優だけでなく、当時人気のあったミュージシャンやアイドルも出演していました。また、テレビ局の衣装部ではなく、初めて外部のスタイリストを起用したことから、出演者のファッション、メイク、バッグなどの持ち物は、常に流行の最先端だったそうです。
続いて、トレンディドラマのわかりやすい特徴をいくつか挙げてみます。女性のファッションは、「抱きしめたい!」主演のW浅野(浅野温子、浅野ゆう子)のような「ワンレン(ワンレングス)」「ソバージュ」の髪型、「ボディコン」といった派手なスタイルが王道! たとえ受付嬢のような清楚系でも、必ず有名ブランドのバッグと靴を身に着けていました。
一方、男性のファッションは、とにかく肩パッドが目立つダブルのスーツか、いいところのお坊ちゃん的なトラッド系。そういえば「東京ラブストーリー」の江口洋介をまねて男性のロングヘアがはやったのも、この頃ですね。
しゃれたデザイナーズマンションに住む彼らの職業は、モデル、スタイリスト、テレビディレクター、広告代理店など、いわゆる「かっこいい職業」ばかり。
男女の垣根を越えた仲間とカフェバーに集まりますが、大抵は誰かと誰かがけんかします。職場以外の出会いには事欠かなくて、週末ははやりのデートスポットへ。そこに親友が恋のライバルとして登場、友情を取るか愛を取るか……。そんなストーリー展開が多かったような気がするのはワタシだけでしょうか?
「おうち時間」が増えた今、大好きだったトレンディドラマを堪能しようと思っています。娘にも、あの面白さ、伝えたい!
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参照:ciatr
イラスト:飛田冬子