公開日:2020/04/27

更新日:2020/10/09

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素朴な疑問

イケメンを二枚目というのはなぜ?

 

イケメンを二枚目というのはなぜ?
イケメンを二枚目というのはなぜ?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
 

おうち時間がたっぷりあるので、ここぞとばかりにネット配信のドラマを見まくっています。

 

最近のマイブームは、1970年代〜80年代の恋愛ドラマ。 今見ても本当に面白い! でも、どのドラマを見ても思うのは、元号が変わろうが、何十年たとうが、二枚目はやっぱり二枚目ってこと。

 

ベテラン俳優として円熟味を増した今のお姿ももちろんいいけれど、若い頃の「ザ・二枚目!」っていう隙のないカッコよさは時代を超越していると思うわ。一緒に見ていた娘も「へー、すごいイケメン!」と言っていたし、うん、二枚目は永久に不滅ですね!
 

そこでふと気付いたんですが、最近はあまり「二枚目」という言葉を聞かなくなったと思いません? 今では「イケメン」という言葉に取って代わられた気がしますが、よく考えたら二枚目って何なのかしら。あと、とぼけキャラは「三枚目」と言うけれど、一枚目もあるのかしら? ドラマ鑑賞の合間にちょっと調べてみました!
 

二枚目の由来とは?


実は二枚目というのは、江戸時代に生まれた歌舞伎用語なんですって。当時、歌舞伎を上演するときには、芝居小屋の正面に出演者の名前が書かれた看板を掲げるのが習慣でした。役者の看板は全部で8枚並び、芝居での配役によって掲げられる位置が決まっていたそうです。
 

横に並んだ看板のうち、最も目立つ左右両端に重要な役者の名前が掲げられました。一番右の一枚目は物語の中心となる主役。その隣の二枚目は、男女の恋愛や濡れ場を演じる若くて美しい優男(やさおとこ)役でした。

 

二枚目の看板に載る役者は女性に圧倒的な人気を博したことから、いつしか「二枚目=カッコいい男性」というイメージが定着したようです。
 

一枚目から八枚目まであった!?


ちなみに、三枚目は滑稽な役やとぼけたキャラの道化役、四枚目が物語をまとめる中堅役者、五枚目が敵役、六枚目は敵役ながらどこか憎めないキャラ、七枚目がすべての悪事を操る黒幕。そして、一番左の八枚目は元締めである座長の名前が掲げられたそうです。

 

こうしておけば、歌舞伎を見る人はどの役者がどんな役を演じるのかひと目でわかるというわけ。

 

さすが庶民の娯楽として大人気だった歌舞伎、女心がよくわかってらっしゃる。二枚目を見ながらキャーキャー言っている町娘たちの姿が目に浮かぶわ〜。いつの世も二枚目は心のビタミン。さあ、今日も張り切ってドラマを楽しもうっと♪

 

 

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参照:歌舞伎用語案内

   日本文化研究ブログ Japan Culture Lab

   goo辞書

   雑学カンパニー

   語源由来辞典

 

イケメン、ハンサム、男前、二枚目……カッコよければすべてよし!
イケメン、ハンサム、男前、二枚目……カッコよければすべてよし!

 

イラスト:飛田冬子

 


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