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2020年04月19日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日法事に行ってきました。子どもの頃にかわいがってくれた親戚のおばさんが、昔よりずっと小さく見えて、切なくなったワタシです……。背中が丸まって、腰も曲がっていたけれど、明らかに身長が縮んでいた気がします。
あるお医者さんのコラムに、40歳以降は平均して、10年で1cm身長が縮むと書いてありました。なぜ年を取ったら身長が縮むのかしら? 調べてみました。
調べてみると、年を取って身長が縮む原因には以下のものが挙げられるそうです。
人の体の水分量は年とともに減少していくのだそう。体の水分量は子どもで体重の70%、成人体重ので60%、老人で体重の50%です。加齢で体の水分が減少すると、背骨の椎間板の水分量も減少して厚みが薄くなり、身長が低くなります。加齢による水分の減少は、残念ながら仕方のないことだそう。
また、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)による背骨の変形や圧迫骨折も原因の一つ。骨粗鬆症は40歳を過ぎてから発症する人が多く、年とともにその割合が上がっていきます。
しかし、骨密度を上げれば、骨粗鬆症の予防はできるそう。カルシウムの吸収に必要なビタミンD、マグネシウム、リン、たんぱく質などを摂取するといいそうです。
骨粗鬆症の予防には、喫煙と過度の飲酒は控えるのが賢明です。喫煙はカルシウムの吸収を妨げますし、過度の飲酒は、お酒の利尿作用で必要なカルシウムまで排泄してしまう恐れがあります。
筋力の衰えが原因で姿勢が崩れるということもあるそう。腹筋や背筋が衰えると、骨盤や脊椎を支えきれなくなり、身長が縮むんですって!
姿勢を支えるための筋力は、毎日少しずつ鍛えましょう。足の筋肉を鍛えるウオーキング、腹筋、息を長く吸って長く吐く腹式呼吸などが効果的とされています。
姿勢の悪さとは、猫背、関節を曲げて立つ習慣、O脚姿勢などの生活習慣によるものです。
姿勢をよくするには、「骨盤とお腹」を意識しましょう! あごを引いて首を伸ばすのがポイントです。座っているときは、骨盤を立ててお腹をへこませます。背筋を伸ばそうとしたり、胸を張り過ぎるのは、よい姿勢ではありません。
つい猫背になってしまう人は、次の3つの方法で矯正できるそうです。
年とともに体の水分量が減っていくのは仕方ないけど、それ以外のことはできるから気を付けていきたいと思います。日々の生活の中での積み重ねが大事ですよね。
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参照:エキサイトニュース
イラスト:飛田冬子