お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2020年03月15日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ノンアルコールの日本酒を飲んでいて、ふと気になってラベルをチェックすると「名称:清涼飲料水」の文字が。「あら、これも清涼飲料水なの?」とビックリ! さらに、家にあるペットボトルのお茶も「緑茶(清涼飲料水)」の表示がありました。
ということは、ノンアルコール飲料やお茶も清涼飲料水ってこと? 清涼飲料水とは、どのような飲み物なのでしょうか?
食品衛生法によると、清涼飲料水は「乳酸菌飲料、乳および乳製品を除く、アルコール分が1%未満の飲料」と定義されています。
つまり、アルコール飲料(アルコール分1%以上のもの)や乳製品(牛乳・乳酸菌飲料などの乳飲料)以外の飲み物は、すべて清涼飲料水に分類されます。ノンアルコール飲料は「アルコール分が1%未満の飲料」なので、清涼飲料水に含まれます。
スポーツドリンク、サイダーやコーラなどの炭酸飲料はもちろん、オレンジジュースなどの果実飲料、トマトジュースなどの野菜飲料、コーヒー・紅茶、麦茶・緑茶・ウーロン茶などのお茶やミネラルウォーターも、すべて清涼飲料水に分類されます。
なお、ラベル表示上の商品名では、ノンアルコールビールは炭酸を含んでいるので、「炭酸飲料」と表示されます。水だけを原材料としたミネラルウォーター類は「ナチュラルウォーター」や「ナチュラルミネラルウォーター」という名称が使われます。
清涼飲料水には飲料の種類によって下記の4つの製造工程があります。
こうして製造方法から見てみると、清涼飲料水の定義がわかりやすいですね!
他に知っておきたいのが「特定保健用食品(特保・トクホ)」の表示がある清涼飲料水のこと。例えば、コレステロール値の正常化や整腸効果などは、きちんと有効性が審査された上で消費者庁長官の許可が与えられているので安心です。
清涼飲料水について調べてみると、意外に知らないことが多いのだとわかりました。今夜は家族に清涼飲料水についてレクチャーしなくっちゃ!
■人気記事はこちら!
参照:全国清涼飲料連合会
イラスト:飛田冬子