公開日:2020/03/01

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素朴な疑問

雛人形を早く片づけないと、お嫁に行き遅れるの?

雛人形を早く片づけないと、お嫁に行き遅れるの?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

「そろそろ雛(ひな)人形を出さなくちゃ」と、毎年この時期になると焦っちゃいます。

 

雛人形って出すのも片づけるのも、本当に大変。娘が小さい頃は家族みんなで楽しく準備していたけれど、娘が大きくなった今、雛人形の出し入れはワタシ一人の仕事。正直、「ちょっと面倒だなぁ」と思うことがあります。

 

でも、雛人形は毎年ちゃんと出さないといけないのよね? 雛祭りが終わったら早く片づけないとお嫁に行き遅れるっていうし……。だけど、それってどういうゆえんなのかしら? 気になったので、調べてみました。

 

日本文化の専門家によると、雛祭りは、人形に厄を背負ってもらって水に流す身代わり信仰と、平安時代の貴族の子どもの人形遊びが結びついて形になったものなのだそう。その家に生まれた女の子の不幸を人形に代わってもらい、健やかな成長と幸せを願うための行事です。そこからさらに人形作りの技術が向上し、美しく飾れる雛人形へと発展したことで、現代の「雛祭り」となりました。

 

雛人形は「婚礼の儀」を表しています。そこから、「早く飾るほど早くお嫁に行く」、「早く片づけるほど早くお嫁に行く」といった言い伝えが生まれました。つまり、娘の幸せを願って、雛祭りにはちゃんと雛人形を出して飾って、終わったら早くしまってあげたいという親心が働いているのですね。また、早く片づけることには、「きちんと片づけができない女の子はいいお嫁さんになれない」というしつけの意味もあったとか。なるほど、子どもの教育にも役立てていたわけですね。

 

雛人形を出す時期は、立春(2月4日頃~18日頃)、または、雨水(2月19日頃~3月4日頃)が縁起がいいとされています。雛人形を出す日には意外と幅があるので、余裕を持って出せますね。

 

問題の片づける日ですが、雛祭りが終わったらすぐが一番いいのですが、雛人形専門店によると、3月3日を過ぎたからといって慌てて片づけるよりも、空気が乾いたカラッと晴れた日にしまうのが、人形にとって一番いいとのことです。遅くとも春分(3月21日頃)までにしまえばいいという説や、4月初旬までにしまえばいいという説もあります。焦ってしまわなくても、お嫁に行き遅れたりはしないんだなと思うと、娘を持つワタシとしてはなんだかホッとします。

 

今日調べたことを娘にも話して、雛人形の意味についてちゃんと伝えておこうっと。 せっかく娘のためにそろえた雛人形ですもの。大切にしたいものです。

 

 

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参照:いこーよ

   雛人形の歴史

   安藤人形店

 

息子の鯉のぼりはもう何年も出していません……
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イラスト:飛田冬子

 


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