素朴な疑問雛人形ってどうやって処分したらいいの?

公開日:2020/03/02 更新日:2024/03/02

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

明日はひな祭り。娘が独立した今も、雛人形を飾って夫婦でお祝いしています。娘に写真を送ったら、「私はいらないから、飾らなくなったら処分よろしく~」と言われてしまいました(ガーン)。

 

まだまだ飾るつもりですが、いつかは終活で片付けが必要になる日がきますよね。さみしいけれど、大切な雛人形をどう処分したらいいのか調べてみました。
 

雛人形を捨てたいけど、縁起が悪そう…

調べてみた結果、雛人形を捨てると縁起が悪いということはありませんでした。雛人形は本来子どもの厄災を代わりに引き受けてくれる「身代わり人形」としての役割を持っています。祖母、母、娘と、雛人形を引き継いで飾ってもいいですし、役目を終えた人形を処分することに問題はありません。でも、長年大事にしてきた雛人形をゴミとして処分するのは忍びないですよね。捨てる以外の選択肢はないのでしょうか?

 

雛人形の処分の方法

 

1.寄付をする
雛人形は発展途上国の子どもたちにも喜んでもらえるそうです。人形や本、おもちゃなどを回収して、必要とされる国へ寄付する業者があります。雛人形以外にも送る品物があれば、まとめて寄付するのもいいですね。

 

2.中古品として売る
何代も前から引き継がれてきたような古い雛人形は、リサイクルショップや骨董屋に販売するのも一つの方法です。特に人形専門の業者なら正確な鑑定をしてもらえるので、骨董品としての価値が期待できます。オークションやフリマアプリで販売すると業者を通さない分、高値で売れることもありますが、自分で人形の梱包や売買の交渉をしなければならないなど、手放すまでの手間が多いので、専門の業者に引き取ってもらうのも一つの方法です。

 

3.神社やお寺で人形供養をしていただく
長年大切にした雛人形とお別れするなら、人形供養に出して処分するという方法もあります。古くなった人形やぬいぐるみを神社やお寺に持ち込んでお焚き上げをしてもらうというもので、費用は5000円くらいのケースが多いようです。遠ければ郵送で供養を代行してくれる業者も数多くあります。その場合、ガラスケースから出して人形だけにして送ることが多いようですので、そういったものは自分で処分する必要があります。今まで厄災を引き受けてくれた感謝を込めて、供養してもらうというのは、長年自宅に飾ってきた人形に対して、心の区切りを付けるのにいい方法かもしれません。

 

4.粗大ゴミとして出す
各自治体によって費用が異なりますので、お住まいの自治体に費用や処分方法を確認してください。

 

雛人形を手放すには、いろいろな方法があるんですね。納得のいく処分の仕方を決めようと思います。今、我が家にある雛人形も、いずれは役目を終える日が来るかと思うと感慨深くなっちゃいました。娘とも雛人形の扱いについて、よく話し合っておこうと思います。

 

※この記事は2020年3月の記事を再編集して掲載しています。

 

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参照:エネチェンジ

   みらいプロセス

   五色株式会社

   一般社団法人日本人形協会

 

近くの神社にお焚き上げについて聞きに行ってみましょ
近くの神社にお焚き上げについて聞きに行ってみましょ

 

イラスト:飛田冬子

 


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