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更新日:2020年10月01日 公開日:2020年02月13日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ダンナさんがカレー屋さんに入ったところ、盲導犬を連れた方が食事をされていたそうです。その方の足元にいた盲導犬はずっとおとなしくて、「カレーの匂いに鼻をクンクンさせたりしないんだな。さすがだな」と感心したのですって。
その話を聞いて、以前ラジオで耳にした盲導犬ボランティアのことを思い出したワタシ。確か「パピーウォーカー」といったっけ? 興味が湧いてきたので、調べてみることにしました!
目の不自由な方が安全に外出するのを手伝う盲導犬。その盲導犬の候補として生まれた子犬を生後2か月から1歳になるまで自宅に預かり育てるのが、「パピーウォーカー」と呼ばれるボランティアです。この時期は、子犬の「社会化」が重要なポイントとなります。
パピーウォーカーは、盲導犬候補の子犬が1歳になるまで一緒に過ごしながら、人間社会のルールや人間との信頼関係の築き方などを教えていきます。人が食べているものを欲しがらない、むやみにほえない、物をかまないなどの基本的なルール、排せつの方法なども根気よくしつけていくのだそう。
ちなみに、盲導犬に向いている犬種は、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデンレトリーバー、ラブラドール・レトリーバーとゴールデンレトリーバーのミックス犬だそうです。
通常のペットとは異なり、盲導犬候補として責任を持ってしつける必要がありますが、愛情をかけて接することで、人が好きな犬に育てることも大切だとされています。
パピーウォーカーは、犬を飼った経験がない人でも希望すればなれますが、以下のような条件をクリアしている必要があります。
・訓練センターの近郊に住んでいて、車を所有していること
・月に1回訓練センターで開催されるセミナーに参加できること
・室内飼育ができること
・家を留守にする時間が少なく、家族全員で盲導犬のしつけができること
・他の犬を飼っていないこと
・餌代、消耗品代、ワクチン代を負担できること
パピーウォーカーと約10か月間過ごした後、盲導犬候補の子犬たちは訓練センターに戻り、1年かけて、訓練士のもとで目の不自由な方を誘導するためのさまざまな能力を身に付けていきます。
1年間の訓練を終えた盲導犬候補の犬は、訓練の状態や健康面などの適正チェックを受けますが、最終的に盲導犬になれるのは盲導犬候補のうち約3~4割なのだとか。残りの犬は盲導犬にならず、一般家庭でペット犬としての犬生を過ごすそうです。盲導犬になるのって、難しいのですね……。
日本には、2019年10月現在、900頭以上の盲導犬がいます。この数を見ると、これまでにも多くのパピーウォーカーが、盲導犬候補の子犬の世話をしてこられたんだなということがわかります。
これからは、街で盲導犬に出合ったら、パピーウォーカーのことも一緒に思い出すわ、きっと。
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イラスト:飛田冬子
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