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素朴な疑問ふるさと納税って何が得なの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、ご近所さんから立派な松葉ガニをいただいちゃいました! なんでも、年末にふるさと納税を行ったところ、同時期にお肉や海鮮がたくさん届いて、冷凍庫に入らなくなってしまったんだそうです。なんともうらやましい!
前々から気になっていた「ふるさと納税」ですが、冷蔵庫に入りきらないほどおいしいものが送られてくるなんて! 早速、我が家もふるさと納税を検討してみることにしました。
調べてみると、ふるさと納税は「納税」と名前が付いているけれど、実際は各自治体への「寄付」なのだそうです。
仕事をしてお金を稼いでいれば、人は税金を納めますよね。その納めるべき税金の一部を故郷や自分が応援したい自治体に寄付することで、原則として自己負担金の2000円を差し引いた全額が所得税や住民税から控除されます。
ふるさと納税の最大の魅力といわれているのが、寄付を納めた自治体から送られてくる「返礼品」です。
どんな自治体を応援したいのか、どんな返礼品が欲しいのかを判断するためには、各自治体のHPを確認する方法もありますが、それでは手間がかかるので、日本全国のふるさと納税情報がまとまっている総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」を利用するのが便利です。
「ふるさとチョイス」、「さとふる」、「ふるなび」といった、ふるさと納税に特化したポータルサイトの他にも、寄付額に応じてポイントがたまる「楽天ふるさと納税」、「ANAのふるさと納税」といったポータルサイトも人気があるそうです。
ポータルサイトを見ると、返礼品の種類や寄付額が一覧表になっていて、まるでネットショッピングみたい! 返礼品を受け取った人の感想がコメントとして見られるサイトもありました。
ただし、あくまでも「寄付」なので、1万円を寄付したら、1万円の品物が受け取れるわけではありません。とはいえ、お得感のある返礼品には人気が集中して、在庫がなくなってしまうこともあるようです。
ふるさと納税を行うことは誰でも自由にできますが、税金で控除される限度額は、個々の年収や家族構成などによって異なります。寄付をたくさん行えば、より高額な返礼品を受け取ることができますが、税金から控除されるのは個々の限度額まで。「自分はいくらまで寄付するのがお得なのか?」をしっかりシミュレーションして、ふるさと納税に使える金額を事前に確認しておくことが大切です。
前に述べたとおり、ふるさと納税で支払った寄付金は、すでに支払った所得税や来年納める住民税から控除される仕組みです。クレジット払いなどの方法もありますが、金額が大きくなる方はいったんは持ち出しになることをお忘れなく! またワタシのご近所さんのように、まとめて寄付を行うと、返礼品で冷蔵庫がいっぱいになってしまうこを考慮して、1年を通して少しずつ寄付を行うことも検討してみてください。
同じ自治体でも季節によって、海鮮や果物など返礼品が入れ替わることもあるそうなので、各地の四季折々の特産品をポータルサイトで探してみるのも楽しそうですね!
ふるさと納税を行った人は確定申告でふるさと納税を行ったことを申告しなければなりません。1月1日から12月31日の1年間に行った寄付が「寄付金控除」の対象となります。そのため、今年の所得に対する還付を受けるためには、年内に寄付金の決済を完了しておく必要があります。
もともと確定申告を行う必要のない人は、寄付する自治体を5つまでに抑えることで「ワンストップ特例制度」が利用できます。ワンストップ特例を利用すれば、寄付を行った自治体に申請用紙と本人確認書類を送るだけで手続きが完了するので、確定申告を行う必要がありません。「ワンストップ特例制度」を利用した際の申請書提出期限が、寄付翌年の1月10日必着であることは覚えておいてください。
1つの自治体に複数の寄付を行うこともできるそうなので、我が家のように、確定申告をしていないサラリーマンの家庭はワンストップ特例制度を利用した方がいいですね。
ワタシも応援したい自治体を見つけて、今年こそはふるさと納税に挑戦したいと思います。その前にまずはスーパーの特売日に買ってきた冷凍食品を片付けないと!
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参照:総務省 ふるさと納税ポータルサイト よくわかる!ふるさと納税
イラスト:飛田冬子
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