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2019年12月18日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
寒い季節に欠かせない使い捨てカイロ。ワタシは、カイロをコートのポケットの中に忍ばせて、ほんのりとした暖かさを感じるのが好きです。
このカイロ、実は再利用できるそうです。毎回使い捨てするのはもったいないなと思っていたので、どのように再利用できるのか調べてみることにしました!
まず、カイロを靴に入れて消臭する方法です。カイロの原料となる活性炭が消臭効果を発揮してくれます。この方法は、そのまま靴の中に入れておくだけなのでとても手軽。ワタシは、ブーツの消臭に使ってみようと思います! 下駄箱全体を消臭したい場合は、カイロの中身を小さなお皿などに移し替えて使うといいそうですよ。
また、カイロは除湿剤としても使えるとか。カイロの原料に含まれる鉄粉や活性炭、バーミキュライトに湿気を吸い取る機能があり、適度な除湿をしてくれます。
ただ消臭や除湿の持続には限りがあるので、効果がなくなったかなと感じたときは、交換するか処分するようにしましょう。
他には、ガーデニングの土壌改良にも使えます。カイロの原料の一つであるバーミキュライトはもともと農業や園芸用の土にも使用されている素材で、保湿性や保水性、保肥性(ほひせい=肥料成分を蓄えること)に優れているそうです。また、カイロの主原料である鉄分は、土の鉄分補給にも効果を発揮してくれるのだとか。
カイロが土壌改良に使えるなんて、意外ですよね。ただ使うときに注意したいのが、事前に塩分を抜いてから使用する必要があることです。そのままだとカイロの発熱を促すために加えられた塩分が残ったままで、土壌改良の妨げになってしまいます。
カイロの塩分を抜く方法は簡単。コーヒーフィルターを利用します。コーヒードリッパーにペーパーフィルターを2~3枚重ねてセットします。このとき、1枚だとカイロの重さでうまくろ過できないので2~3枚がベスト。ペーパーフィルターをセットしたら、カイロの中身を入れ、150~200ccの水を全体に行き渡るようにゆっくりと注いでろ過させればオーケー。この方法で塩分が抜けるので、後は土に混ぜて使えますよ。
カイロを消臭や除湿に使うなら、ワタシでもすぐに実践できます! 冬はカイロの出番がいっぱい。使い終わったカイロをすぐに捨てないで、有効活用しようと思います。
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参照:tenki.jp
イラスト:飛田冬子