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2019年12月03日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日久しぶりに会う友人と「最近何してる?」なんて話題になったとき。友人が「最近せんべろで一人飲みにはまってて……」と妙に楽しげに話をしてくれました。
「へー」なんて聞いていたけれど、実は「せんべろ」がわからなかったワタシ。「一人飲み」は1人でお酒を飲むことだとわかるけれど、「せんべろ」って何のことかしら?
気になったので早速調べてみたところ、「せんべろ」とは、「1000円でべろべろになるほど飲める店」を略した造語でした。多くの「せんべろ」といわれる店は大衆居酒屋や立ち飲み屋さんを指すのだそう。つまり、ワタシの友人はそういったお店で一人飲みをしていたわけなんですね!
せんべろの元祖は、「角打ち(かくうち)」と呼ばれる、酒屋さんでお酒とおつまみを買い、その店の一角で立ち飲みをするスタイルでした。
「角打ち」では、お酒を温めたり冷やしたり、調理したおつまみを提供したりするサービスはありません。お酒は原則常温のまま、おつまみは缶詰や乾きものなど、そのまま食べられるものを楽しむのが角打ちのスタイル! これが派生・進化したものが現代の「せんべろ」というわけ。
ちなみに、「1000円でべろべろ」の定義ってどのくらい? と調べてみると、せんべろの定義はおおむね「席料・お通しを含まない、お酒2~3杯プラスおつまみ1~2品」の会計が1000円以下のお店ということになるようです。お酒3杯プラスおつまみ2品で1000円のお店があるなんて! すっごく安い!
せんべろの魅力は「安い、うまい、雰囲気がいい」の三拍子。雰囲気のいいお店で、安くておいしくお酒が飲めるのであれば、友人のようにはまってしまう人が続出してしまうのもうなずけるかも……。
調べれば調べるほど奥の深そうな「せんべろ」の世界。ワタシも今度時間を見つけて「せんべろ」に挑戦してみようかしら。友人のように1人で飲むのも楽しそうだけど、ダンナさんや友人と行くのも楽しいかも、と思ったワタシなのでした。
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参照:せんべろ屋
イラスト:飛田冬子