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2020年08月21日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
娘が熱心にインスタグラムを見ていました。ちょっとのぞかせてもらったら、独特な髪型やファッションで、自分の趣味をアピールしている女性がたくさん! 娘いわく、「こういう女の子たちを『サブカル女子』っていうのよ」。初めて聞いたわ、この言葉。どんな女子たちなのかしら? 早速「サブカル女子」について調べてみました!
サブカルチャーはメインカルチャーに対する「少数派の文化」のことを指す言葉です。マジョリティー(多数派)に対するマイノリティー(少数派)、大衆向けに対する高尚な文化など、明確に定義するのは難しい概念のようです。サブカルチャーを略して「サブカル」ともいわれています。
もともとは、1960年代に始まった反体制的な要素を含んだカウンターカルチャー(対抗文化)から始まったもので、次第に対抗要素は薄くなり、大衆化していったと考えられています。
サブカルがジャンルとして確立してきたのは1990年代だといわれています。あるテレビ番組で、マニアックなテーマを取り上げる素人参加型のクイズ番組が人気を博し、「カルト(特定のものや人を熱狂的に崇拝すること)」という言葉が広く認知されるようになりました。
その際にカルトの代表として注目されたのが「渋谷系」文化です。ここから、マニアックな趣味嗜好を持つ人たち、いわゆる「オタク」のダサ目なイメージから、「渋谷系」の都会的なクールなイメージに変わっていき、「サブカル」の概念が定着していきました。
また、2019(令和元)年からは、内閣府が「クールジャパン戦略」と銘打ち、世界から「クール(かっこいい)」と捉えられる日本の魅力を世界に広めていこうというアクションが始まっており、日本の食文化、アニメ文化、ポップカルチャーなどが、世界において「クール」な文化と成りえるという思考が広まったため、より一層サブカルの注目度が上がってきています。
現在よく使われるサブカルチャー(略して「サブカル」ともいわれる)は、「卓越した趣味」や「マイナーな趣味」を意味しています。「オタク文化」とは別のものと考えられていますが、マニアックな一部の文化を指している点では、オタク文化もサブカルチャーといえるでしょう。
サブカル女子とは、サブカル(卓越した趣味やマイナーな趣味)を心から楽しみ、それを通して社会にそれぞれの見解を発信していく女性のことを意味しているそうです。好きなものに対してはとことんのめり込むので、マニアックだったりオタクっぽい一面があるのが特徴です。
サブカル女子は、みんなが知らないものを発掘するのが大好きです。彼女たちの興味はファッション、音楽、映画、書籍、カメラなど、ジャンルはさまざまですが、マイナーでマニアックな趣味を追求していきます。いくつかサブカル女子の具体的な特徴を挙げてみましょう。
伸びしろがありそうな文化を見つけるのが得意なのに、メジャーになると興味を失います。例えば、センスのいいインディーズバンドを見つけては、毎日SNSで熱く語るのですが、有名になったとたんに注目する対象ではなくなってしまうそう。
サブカル女子が出没するのは、ライブハウスやミニシアター、小さな劇場、古本屋、古着屋といった場所です。具体的には、面白い書籍や雑貨が並ぶ「ヴィレッジヴァンガード」は好きなサブカル女子が好むそうです。
好きなものにはちゅうちょなくお金をつぎ込むのも特徴。趣味に時間を費やすので、アルバイトや派遣として働くケースも多いそう。サブカル女子の友達はいつもお金がない、って娘が言っていたけど、それが理由なのかしら?
それは服装にも現れているそうで、一般的に女性に人気があるスタイルではなく、あくまでも自分がいいと思ったスタイルを貫きます。サブカル女子の外見を一概にはいえませんが、例えば、ボトムスがミニスカートや短パンだとしても、蛍光色や柄物のタイツを履いたり、トップスは好きなバンドのTシャツ、パーカーの重ね着と、基本的にカラフルな色使いを好んだり、だて眼鏡、缶バッジ、ベレー帽などの小物使いが上手く取り入れたりするそうです。
パンクなどのファッションや、モード系のメイクに、厚めのパッツン前髪やマッシュルームカット。そして髪の色はピンクや紫のメッシュ! なるほど、とことん「一般受け」とは無縁のようですね。
最後に、街で見掛けるサブカル女子の特徴を紹介します。
ファッション・外見
メイク・小物
嗜好や考え方
さきほど書いたようにファッションや外見が「一般受け」からは離れていることや、オタク的要素を持っているので、苦手とみる男性もいるようですね。
ちょっと変わった外見の人が多いサブカル女子だけど、周りの目を気にすることなく、好きなことに夢中になっている女性って素敵ですよね。サブカル女子たちが興味を持っているカルチャーは、50代のワタシにも面白いかもしれません。これからはサブカル女子たちが発信する情報にも注目していきたいと思います!
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参照:マイナビウーマン
イラスト:飛田冬子