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公開日:2019年11月07日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、久々に銀座まで出掛けてきました! 友人としゃぶしゃぶ食べ放題のお店で会食をするためです。お腹がぱんぱんになるまで食べたのは言うまでもありません。
腹ごなしに銀座を散歩していたらみゆき通りに出たのですが、友人が「兄がみゆき族だったのよ。今でもとってもおしゃれなの」と、お兄さんのことを話してくれました。
「みゆき族? 竹の子族なら知ってるけど。みゆき通りと何か関係があるの?」と、聞いてみると、1960年代にみゆき通りに登場したおしゃれな若者たちのことなんだとか。興味が出てきたので、みゆき族についてもう少し調べてみることにしました。
みゆき族は、当時流行したアイビールックを取り入れた最先端のファッションに身を包んだ若者たちに付けられた名称です。東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年の夏に、銀座のみゆき通りに突然出現して話題になりました。
男性は、足首の細さを強調した短めのコットンパンツやバミューダショーツにスニーカー、アイビー調のダークトーンでチェックのシャツ。女性は、ロングスカートにブラウス、ぺたんこ靴にストッキングを合わせたスタイルで、男女共に紙袋を脇に抱えて持つスタイルが定番でした。
「VAN」や「JUN」といった当時のファッションブランドのロゴ入りの紙袋が人気だったそうですが、中には米袋を自分でアレンジして持っていた人もいたらしいです。米袋って! なんだか斬新です。当時の写真を見たところ、とてもおしゃれな雰囲気。特に男性はシュッとしていてかっこいい!
先端のファッションとともに大きな社会現象にもなったみゆき族。彼らは、みゆき通りをただ散策していただけだったのですが、近隣の店舗などから苦情が出るようになり、同年9月12日に一斉に取り締まられてしまいます。
一部の人が店舗のショーウインドーにもたれかかったまま、たばこを吸ったり、喫茶店に長時間居続けたりしていたことが問題になったといわれています。東京オリンピックを間近に控えていたこともあって、一斉に取り締まりを受けることになったのだそう。
みゆき族が突然現れたことや、米袋がおしゃれアイテムだったことなどにビックリしましたが、さらには一斉に取り締まられていたことにもビックリ。それだけ影響力が大きかったのかもしれませんね。
みゆき族について知ると、またみゆき通りを歩いてみたくなりました。もちろん、食べ放題のお店にも行きます!
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イラスト:飛田冬子
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