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2019年11月17日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
50歳を超えた頃から聞く頻度が増える単語といえば「老眼」。ワタシにもそのうち老眼が襲いかかってくるのかしら……いや、今日のかすみ目も実は老眼の前兆……? などと恐ろしく思いつつ、一方で昔のアニメに出てきたおばあちゃんのようなかわいい老眼鏡を探してみたら老眼と付き合うのも楽しくなるかも? とも思っている今日この頃です。
のんきに構えて友人と老眼トークを楽しんでいたところ「でも、私も老眼になるのかしら?」と首をかしげた友人が1人。彼女は若い頃から近視がひどく、今でも眼鏡が手放せない方。「近視の人は老眼になりにくいって聞いたのよ……」と1人首をかしげる彼女を見て、ワタシの好奇心がむくむくと湧きあがってきました。
近視、つまり一般的に視力の悪い方は老眼になりにくいなんてことはあるのかしら? 早速調べてみることに!
そもそも老眼とは人間が物を見るためのピント調節機能が働かなくなることを指すのだそう。具体的には、水晶体が固くなるとともに毛様体小帯も緩んで水晶体の厚さを変えられなくなることが原因で起こるのだそうです。
この水晶体の老化は、すべての人に同じように起こるそう。つまり、近視であってもなくても、ワタシたちは年齢を重ねると自然と水晶体が固くなってしまうんですね。結論からいえば、視力に関わらず人間はみな老眼になるわけです。
ただし、もともと目の悪い人、つまり近視の人で眼鏡を掛けていない場合、普段から近くのものにピントを合わせて生活しているため、「近くのものを見るときのために水晶体の厚さを変える」という行為そのものの必要がなく、その結果老眼を自覚しづらくなるのだそう。つまり、「近視の人は老眼になりにくい」のではなく、「近視の人は老眼に気付きにくい」が正しいということでしょうか。
ちなみに、今は遠近両用のコンタクトレンズも発売されているのだとか! 老眼鏡に抵抗のある場合は、遠近両用のコンタクトレンズを使ってみるのも手かもしれませんね。
ワタシも老眼になったらコンタクトレンズレビューしてみようかしら……最近の若い子みたいなカラーコンタクトの遠近両用があればいいのに……とまたしても老眼との楽しい付き合い方を考え始めてしまったワタシなのでした。
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参照:公益社団法人日本眼科医会
イラスト:飛田冬子