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2019年08月05日
素朴な疑問
みなさんはお盆休みに旅行に行かれますか? 我が家では、近年家族旅行を面倒くさがる子どもたちを説得して、泊まりがけで海に出掛けることにしました!
旅行に行くエリアを決める時間も楽しいですが、行き先が決まってから、具体的なお宿を探すべく旅行サイトをネットサーフィンするのも楽しいものですよね。「おしゃれなホテルにしようかしら? それともしっとりと和風旅館?」などと考えるだけでもわくわくして、ついつい夜遅くまでいろいろなお宿のホームページを見て回ってしまいます。
そんなワタシの姿を知ってか知らずか、お父さんから「今年の夏は民宿に泊まってみないか?」という提案がありました。
民宿って、老夫婦がお世話してくれるちょっとアットホームなお宿のこと? 和風で、旅館よりも少しカジュアルなお宿という感じかしら。「それもいいかもしれないわね」と答えつつも、そもそも「民宿って旅館とどう違うの?」という疑問が湧いてきました。
お父さんへの返事もそこそこに、「民宿」と「旅館」の違いを調べてみたところ、実はこの2つには大きな差があることがわかりました!
るるぶトラベルのホームページによると、「ホテル」と「旅館」についてはそれぞれ旅館業法で定められているとのこと。
具体的には、和室の部屋数が5室以上、1部屋あたりの広さが7平方メートル以上だと旅館。洋室の部屋数が10室以上、1部屋あたりの広さが9平方メートル以上だとホテルなのだそうです。
そして、この旅館業法の条件に満たないお宿を「民宿」または「ペンション」と呼ぶのだそうです。つまり、民宿は部屋の和洋については定められておらず、宿によっては部屋が和室の可能性も洋室である可能性もあるということですね(個人的には、洋室の小さなお宿は「ペンション」と呼びたくなりますが……)。
ちなみに、民宿やペンションは、海水浴やスキーなどの季節の遊びがピークを迎える時期に営業しているタイプが多い点や、個人で経営している宿が多い点が特徴として挙げられるようです。
確かに、「民宿」「ペンション」と聞くと、他のお客さんや時にはお宿の方と一緒に食事をしたり、ロビーやリビングのような場所でお宿の方とおしゃべりできるようなイメージがありますよね。
今年は他の宿泊客と交流を持てそうな民宿で夏を過ごしてみるのもいいかもしれない! と思ったワタシなのでした。
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参照:厚生労働省 旅館業法概要
イラスト:飛田冬子