お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2019年08月20日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
この歳になると気になってくるのが更年期障害。今まであまりピンとこなかったのですが、先日、友人から更年期障害が起きてから毎日体調が悪くて大変だという話を聞いたんです。
でも、更年期障害はなる人とならない人に分かれますよね。何らかの条件でなったりするのかしら。知っておけば心構えができるかもと思ったので、さっそく調べてみました。
そもそも、更年期とはいつからいつまでを指すのでしょう? 公益社団法人日本産科婦人科学会によると、閉経前の5年間と閉経後の5年間を併せた10年間を「更年期」と定義しているそうです。
日本人の閉経年齢は40歳代前半から50歳代後半といわれています。個人差はありますが、閉経を迎える45歳くらいから55歳くらいまでの約10年間を指すことが一般的です。早い人では、30代後半から更年期に入ることもあるようです。
そして、この更年期に見られる不調を「更年期症状」と言い、症状によって仕事や家事、日常生活に支障が出るような重い症状のことを「更年期障害」と言います。
最も大きな更年期障害の原因は、閉経にともなって脳下垂体から分泌される女性ホルモンの量が減っているにも関わらず、脳がホルモンを出せという指令を出し続けているからです。
そこでホルモンのバランスが乱れ、さらに加齢、ストレスや生まれ持った性格が複雑に絡み合って発症するのです。
更年期障害の症状は本当にたくさんあって、よく聞く発汗やほてりだけでなく、肩こりや冷え性、関節痛、情緒不安定やイライラ感等、驚くほど多岐に渡っているのも特徴のようです。
人によって症状の差が大きいのも特徴の一つですが、これはストレスや慢性疲労といった外的要因が大きく関係していると考えるお医者さんも多いそうです。
確かに閉経する年代の女性って仕事や介護等で大忙し。自分のことは後回しになってしまいがちですよね。ストレスの多い生活だと、考え方や性格も後ろ向きになりがちで、更年期障害の症状が重くなりやすい傾向もあるそうです。
気持ちの持ち方やストレスが更年期障害の発症に関わっているとは驚きですよね。更年期障害の情緒不安定やイライラ感を抱えたままにしておくことでストレスがたまり、より症状が重くなってしまうという弊害もあるようです。必要な時は薬や病院に頼るという選択肢もありますね。
誰でも更年期障害を発症する可能性がありますが、できるだけストレスをためないように気持ちを明るく保つことで症状を少しは抑えることが期待できそうです。
■人気記事はこちら!
参照:マイナビニュース
イラスト:飛田冬子