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2019年07月29日
素朴な疑問
福岡に住む友人から、「買い物の途中で雨が降ってきたので、“アイカサ”を借りました」というLINEが届きました。「アイカサって何? 相合い傘ならわかるんだけど……」と返信したら、「最近こっちで始まった傘のシェアリングサービスのことよ~」と返事が。
「福岡には、メルチャリっていう自転車のシェアリングサービスもあって便利なの!」と、さらに着信。「メルチャリ? 何それ!? ワタシも使ってみたい!」ということで、シェアリングサービスについて調べてみることにしました。
シェアリングサービスとは物や部屋、自転車、車などをインターネットを通じて貸し借りする「シェアリングエコノミー」という考えに基づいたサービスのこと。
貸し借りは、無料の場合もあればお金のやり取りが発生する場合もあり、タイムズ24が展開する「タイムズカーシェア」、オリックス自動車の「オリックスカーシェア」など短時間利用を主に想定したレンタカーサービスである「カーシェアリング」、配車サービス「ウーバー(Uber )」、民泊サービス「エアビーアンドビー(Airbnb)」など事業としてのシェアリングサービスも増えています。
友人が利用していた「アイカサ」は、日本初の傘のシェアリングサービス。外出中に急に雨が降り出して困ったときでも、駅周辺の売店やコンビニなどに設けられたアイカサスポットに行けば、簡単に傘を借りられます。
現在は、福岡と東京(2019年7月現在)でサービスを展開しているそうです。
登録は、LINEから「アイカサ」のアカウントを探して友達追加するだけ。基本料金は1日70円で、1か月間繰り返して使ったとしても上限420円。傘を返すのは借りた場所とは違うスポットでも問題ない(東京で借りて、福岡で返却してもOK)というのが助かりますね。
自転車のシェアリングサービス「メルチャリ」は、アプリから登録が可能。自転車の貸し出しや返却は、アプリを起動させてQRコードを読み取るだけと簡単! 料金は1分4円。これなら、短時間の利用にも活躍してくれそうです。現在は、福岡のみで利用できます。
ワタシも自転車のシェアリングサービスを使ってみたいな~、東京にはないのかしら? と思って調べたら、ワタシが住む練馬区にもありました! 「練馬区シェアサイクル」というサービスで、スマホまたはパソコンから登録ができます。
気になる料金は、そのときだけ使える1回会員なら、最初の30分が150円でその後は30分100円。通勤や通学などにも利用可能な月額会員なら、基本料金が2000円で最初の30分間が無料、その後は30分100円となっています。
スマホのQRコードの読み取りで貸出と返却ができるほか、現金や交通系のICカード利用のプランも用意されているとのこと。
検索してみると、自転車のシェアリングサービスは全国的に増えているようです。傘や自転車のシェアリングサービスなら、気軽に挑戦できそうです。ワタシもさっそく使ってみたいと思いま~す。
※「QRコード」は、デンソーウェーブの登録商標です。
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参照:アイカサ
イラスト:飛田冬子