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素朴な疑問父の日の由来とは?
今年もあっという間に6月ですね。6月になると「もう1年も半分!?」と毎年びっくりしてしまいます。
ぼんやりとカレンダーを見ながら「6月って連休もないし梅雨だし、げんなりするわよねえ」なんて自宅でつぶやいたときのこと。お父さんがめずらしくうきうきした様子で「俺は好きだけどな、6月」などと言い始めました。「どうして? 6月って何かあったかしら?」とたずねてみると、「父の日があるだろ!」とお父さん。そういえばすっかり忘れていたけれど、6月には父の日がありましたね。
母の日に比べるといささか影の薄い父の日ですが、父の日ってどうして始まったのかしら? 疑問に思って調べてみると、日本には「日本ファーザーズ・デイ委員会」という団体があることがわかりました!
日本ファーザーズ・デイ委員会のホームページによれば、父の日も母の日同様アメリカで始まった行事のようです。
1908年にアメリカで「母の日」が制定された翌年、ワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット夫人という方が「父の日も作ってください」と嘆願されたのだそうです。
このドット夫人は6人きょうだいの末娘でした。お父さんが南北戦争(1861~1865年)に行っている間6人の子どもを必死に育てたお母さんは、お父さんが復員してすぐに亡くなってしまいました。
お母さんが亡くなった後、6人きょうだいを今度はお父さんが男手ひとつで育てたのだそう。再婚もせず独身を貫き通したお父さんに感謝の気持ちを抱いているドット夫人は、「母の日」があって「父の日」がないことに耐えられなかったんでしょうね。
ドット夫人が父の日を作るように嘆願した7年後、1916年になって晴れて「父の日」が制定されました。その後、1972年には「父の日」がアメリカで国民の休日になったのだそう! アメリカでは父の日はお休みなんですね、知らなかった!
同ホームページによれば「父の日」とは、「父親を尊敬し、称え祝う日」なのだそう。
日本では母の日の影に隠れ、ついついないがしろにしてしまいがちな父の日ですが(うちだけ?)、こんなに感動的なエピソードがあったとは知りませんでした。今年からはしっかりと父の日を祝っていきたいものですね。
ちなみに2019年の父の日は6月16日のようですが、今のところその日の夕飯はいつも通りのメニューの予定です。いや、やっぱり1品くらいお父さんの好きなものを増やしてあげようかしら。
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イラスト:飛田冬子
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