素朴な疑問ベランダとバルコニーはどこが違うの?

公開日:2019/05/06

ベランダとバルコニーはどこが違うの?

 

今年の夏は、ベランダにゴーヤのグリーンカーテンを作ろうと計画しています。そろそろ準備をしておこうと、ホームセンターでネットの張り方を相談していた時のこと。「グリーンカーテンを作られるのは、ベランダですか? バルコニーですか?」と店員さんから質問されました。

 

ここで、「ベランダとバルコニーって違うものなの?」と疑問が……。これまで、奥行きが狭いのがベランダ、広いのがバルコニーだと思いこんでいたワタシ。店員さんのお話を聞いて、実は大きな違いがあるのだとわかってきました。(汗)

 

この思い違いを解消したくて、ベランダとバルコニーはどこが違うのか調べてみることにしました!

 

ベランダは、一戸建てやマンションなどの母屋から戸外に張り出した状態で作られたスペースのことをいいます。室内からは、掃き出し窓やドアなどで隔てられており、雨よけになる屋根や庇(ひさし)が必ず設置されているのが特徴です。

 

ベランダには屋根がついているので、洗濯物を干しても急な雨でも濡れないのがいいですよね~。花や植物を置いてガーデンニングスペースにしたり、小さなイスとテーブルを置いてカフェスペースにしたりという使い方もできます。

 

一方、バルコニーは、一戸建てやマンションなどの2階以上の建物の外面に張り出した平らなスペースのことをいいます。露台という意味を持つバルコニーには、雨よけの窓や庇(ひさし)が設けられていないのが特徴です。また、バルコニーには、建築基準法で「100cm以上の奥行きを設ける」「110cm以上の手すりを付ける」ことが義務付けられています。

 

ベランダには屋根や庇(ひさし)がありますが、バルコニーには屋根がないということがわかりました。なんとなく「ベランダ」と言っていたけど、我が家のものには屋根が付いているので正式に「ベランダ」であることがわかりました。この屋根の有無は、家やマンションを建てる際の延べ床面積や建築面積にかかわってくることなので、重要なのだそうです。

 

このように、ベランダとバルコニーは区別がありますが、最近は建築デザインの多様化により、区別されずに呼ばれることも増えているのだとか。不動産業界では、中高層のマンションのベランダをバルコニーと呼ぶことも多いそうですよ。

 

ベランダよりもバルコニーのほうがおしゃれなイメージがあるからなのかもしれませんね。広めのスペースがあるバルコニーなら、プランターを置いて自家菜園を楽しむのもよさそうです。

 

ベランダとバルコニーの違いがわかったので、すっきり! さっそくグリーンカーテン作りに取りかかろうと思いま~す!

 

 

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参照:ホームプロ

   suumo

 

「渚のバルコニーで待ってて♪」って屋根がなくて暑いかも……
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イラスト:飛田冬子

 


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