素朴な疑問サイコロに「オス」と「メス」があるって本当?

公開日:2019/03/29

サイコロに「オス」と「メス」があるって本当?

 

先日親戚の家に行った時、子供たちに誘われて久しぶりにすごろくをしました。私たちの時代とはマス目の内容も違います。以前は「IT会社の株が沸騰したので4つ進む」なんてマス目はなかったです。すごろくのマス目でもジェネレーションギャップがあるなんて……ちょっと時代についていけません。

 

ところですごろくの内容が変わっても、ワタシの時代から全く変わらないものがありました。それはサイコロです。変わらないものを発見したわ、なんて思ってたのも束の間。子供たちが「珍しいサイコロを見せてあげる」なんて言うじゃありませんか。どうせ「12面のサイコロとかでしょ~」なんて思ってたら、サイコロの「オス」と「メス」を見せてくるじゃありませんか! 一体何がどういうことなのか、ちょっと気になったので調べてみました。(その場では知ってるわよ、と言ったけど)

 

まず本当にサイコロによって目の配置が違う物があることがわかりました。気になる違いですが、まず1を上にして置いて、1・2・3が見えるように置きます。時計回りで1→2→3と見えれば「オス」。反時計回りに1→3→2と見えていれば「メス」なんだそう。(上の写真は「メス」)

 

そもそもサイコロの配置は、天一地六東五西二南三北四(いってんちろく とうごさいに なんざんほくし)と決まっていて、南三が北三になっている場合だけ、オスのサイコロなんだそうです。サイコロの配置が何通りもあるわけではなく、向かい合う面の目を足したら7というルールがあるので、基本的にサイコロの配列は2通りしかありません。

 

とはいえ世界にあるサイコロのほとんどがメスサイコロの配置になっているようなので、オスサイコロは探すのが難しそうです(ホントに珍しいサイコロだったのね!)。

 

サイコロを調べていて昔懐かしの、明治サイコロキャラメルでも買ってみようかしら? なんて思ったら2016年に販売が中止されていて、今では明治のグループ企業である道南食品で北海道限定のお土産として売られているだけなんだそうです。どうりで最近見かけません。また昭和の思い出がひとつ消えたようで、ちょっとセンチメンタルです。

 

 

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参照:サイコロの配置 カテキョウブログ

   道南食品株式会社

 

これだけ調べて「UNOしよう」と言われたらどうしよう
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イラスト:飛田冬子

 


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